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「来年、メドベージェフはトップ10に復帰できる!」元世界王者ロディックが“シルバーコレクター”の完全復活に太鼓判<SMASH>

「来年、メドベージェフはトップ10に復帰できる!」元世界王者ロディックが“シルバーコレクター”の完全復活に太鼓判<SMASH>

今年10月に行なわれた男子テニスツアー「アルマトイ・オープン」(室内ハードコート/ATP250)で、2023年5月の「イタリア国際」(クレーコート/ATP1000)以来約2年半ぶりのツアータイトルを獲得した元世界ランキング1位のダニール・メドベージェフ(ロシア/現13位/29歳)。秋口には過去年間で最低のランキングを記録し、トップ20圏外に転落しかけたが、シーズン終盤になって復調し、2025年をランキング13位で終了した。

 ローマ優勝以降は、23年全米オープンと24年全豪オープンの四大大会2つを含めツアー決勝に6度進出しながら全て敗れ、“シルバーコレクター”と化しつつあったメドベージェフ。

 今季も年初から苦戦が続き、最高峰の四大大会においても全豪は2回戦敗退。全仏、ウインブルドン、全米では3連続初戦敗退と悲惨な結果に終わった。だが、ジル・セルバラ氏とエリック・ヘルナンデス氏とのコーチ契約を相次いで解消し、錦織圭の元コーチであるトーマス・ヨハンソン氏と過去にオランダテニス連盟のナショナルヘッドコーチを務めた実績を持つローハン・ゲッツケ氏を招聘してからは一気に復調してきた。

 9月の「杭州オープン」(ハード/ATP250)でベスト8、「中国オープン」(ハード/ATP500)と「ロレックス上海マスターズ」(ハード/ATP1000)でベスト4とアジアシリーズで結果を出し、初出場した10月のアルマトイ・オープンで見事優勝。受難の時期を乗り越え、ようやく長いトンネルを抜け出した。
  03年全米で四大大会初優勝を経験した元世界王者のアンディ・ロディック氏(アメリカ/43歳)も、トップ10復帰が間近に迫るメドベージェフの“底力”に太鼓判を押す。同氏は先日出演した自身のポッドキャスト『Served with Andy Roddick』にて、29歳の来季以降の展望を示す形で次のように語った。

「人々が“今年の彼は四大大会で1勝しかしていない”と言った時、僕は『それでも彼はランキング13位でシーズンを終えているじゃないか』と思った。四大大会1勝で13位というのは、トーナメントの成績とランキングの乖離としては、史上最高レベルかもしれない。

 そもそも彼は“四大大会で勝てない選手”ではない。21年の全米オープンで1度優勝しているし、決勝にも複数回進んでいる。来年、メドベージェフはトップ10に復帰できるだろう。今年の彼の四大大会の成績を聞いて、逆に僕は自分の考えに自信を持てたよ」

 カルロス・アルカラス(スペイン/現1位)とヤニック・シナー(イタリア/同2位)が男子ツアーを牽引する中、完全復活の兆しを見せるメドベージェフが“2強”に割って入れるか。元王者の“底力”が勢力図を揺さぶる可能性は十分にありそうだ。

文●中村光佑

【動画】メドベージェフが約2年半ぶりにタイトルを手にしたアルマトイ・オープン決勝ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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