日本のパーツメーカーと、共にiPhoneを作るための施設
実際に筆者が見られたわけではないが、アップルから提供いただいたApple YTCの写真をご紹介しよう。

これが、先に発売されたiPhone 17 Proのカメラシステム。このカメラはApple YTCのエンジニアリングおよびR&Dチームが開発した先進技術と、日本のサプライヤーによる卓越した製造技術に支えられている。
Apple YTCには、6000平方メートル以上の最先端のラボスペースがあるのだそうだ。その中には、iPhoneカメラレンズの光学コーティング実験を行うクリーンルームも含まれている。AGCから納品された光学コーティングのテストをしているのだろうか? このコーティングによって、小さなレンズ構造上どうしても発生するゴーストなどを大きく抑えることができるようになっているわけだ。

iPhoneカメラの光学的な性能測定もこのApple YTCで行われている。

前述のようにカメラ部分のパーツメーカーの多くが日本にある。だからカメラ部分の開発、生産の多くを日本で行うのが理に適っているというわけだ。

こうして、数多くのテストを経てiPhoneのカメラは作られている。
筆者は、この施設からクルマで15分ほどのところに住んでいるのだが、まさかこの施設で、iPhoneのカメラの多くの部分を作っていたとは知らなかった。
続いて、実際にサプライヤーの方々が、ティム・クックCEOに対して、どういう説明をされたかをご紹介しよう。
(村上タクタ)