『アポカリプスホテル』第2弾キービジュアル
【1～10位】世間で最も満足度が高かった2025年オリジナルアニメは？ 投票結果を見る
オリジナルアニメの「進化」に驚き！
2025年のオリジナルアニメ界隈を振り返ると、ジャンルの境界を超えた挑戦的な試みが数多く見られました。では、アニメファンの間で最も「満足度が高かった」と支持されたオリジナルアニメはどの作品だったでしょうか？
マグミクスでは、2025年12月5日から22日までの期間、「最も満足度が高かった2025年オリジナルアニメは？」と題して読者アンケートを実施しました。総投票数480票によって決まった、上位3作品を見てみましょう。
3位：『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』（55票）
第3位は、亀山陽平監督がほぼひとりで作り上げたSFショートアニメ『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』が選ばれました。
短尺にもかかわらず、まるでドラマを見ているかのような濃密なストーリーと構成、演出が称賛されています。また作中では主題歌が「銀河系まで飛んでいけ！」であることなど、レトロな雰囲気も懐かしさを刺激する要因となったようです。
【回答者の声】
・1話3分とは思えないほど内容が濃い
・CGっぽさのなかに各キャラの表情と、とにかく喋る！ という内容が面白かった
・無駄がない。3分半×12話で登場する人物の全員の魅力を見せつつ全体のお話もいい感じにまとめて終わらせたいい作品
・セリフの言い回しもドラマに近い表現だったので新鮮
2位：『アポカリプスホテル』（66票）
第2位は終末世界とホテル経営という異色の組み合わせが評判だった『アポカリプスホテル』でした。
毎話変化する雰囲気にハマった人が多く、終末世界とホテル経営を組み合わせた独自の世界観と脚本の巧みさが支持されました。またギャグとシリアスな展開の塩梅がちょうど良かった点も評価されています。
【回答者の声】
・アンドロイドだからこその価値観で繰り出されるやちよさんの行動にすごく面白さを感じた
・意外な展開である一方で脚本がしっかりしていて最終回の伏線回収もとても良かった
・読めない展開に引き込まれ、絶望的な不穏な世界を明るく表現し見ていて安心、緩急の付け方うまく、とにかく楽しい
・トンチキとバカバカしさというテクスチャの下にシリアスなポストアポカリプス年代記SFが見え隠れする怪作
・絶望的な不穏な世界を明るく表現し見ていて安心する
1位：『Turkey!』（106票）
およそ1／4の票数が集まった、栄えある第1位は『Turkey!』です。放送開始前の情報では「青春部活もの」と受け取れるあらすじが公開されていたものの、ふたを開けてみるとボウリング部に所属する5人の女子高生が戦国時代へタイムスリップする物語でした。
2025年で評判だったオリジナルアニメのなかでも特に個性的で、ひときわ異彩を放ち、1話から視聴者の度肝を抜きました。また1話の衝撃にとどまらず、最後まで気が抜けないストーリー展開も多くのファンから支持されています。
【回答者の声】
・第1話での衝撃を超える満足度の高さ
・ボウリングアニメの最高傑作
・色物アニメかと思いきや、ボウリングとタイムスリップという異色の掛け合わせに真摯に向き合った作品で驚いた
・ずっといい意味での｢バカ｣をやっていた作品
・たまたまボウリング部が戦国に行った みたいな、ロジックより先に情熱があるような作品作りがうまくハマったと思う
・強く心に響く印象深い作品。ロケーションも良かった
来年のオリジナルアニメはどうなる？
ランキングの結果を振り返ると、どの作品も常識に囚われない強い個性が支持されていることが分かります。あなたが最も心を動かされた一作は、この中にランクインしていたでしょうか。冬の夜長に、改めてお気に入りの回を見返してみるのも良いかもしれません。
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施しました。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。