元日武道館大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)Yoshiki InamuravsOZAWA(挑戦者)」に向けた調印式が26日、都内で開かれた。
左足の負傷で欠場していたOZAWAは元日武道館で復帰予定だったものの、12・23後楽園大会で前倒しして3ヶ月半ぶりに電撃復帰。急きょ組まれた前哨戦ではYoshikiの面前で完璧なREAL REBELを決めてみせ、怪我の回復と完全復活を印象付けた。
試合後には敗れた遠藤の顔面に“改心カステラ"を叩き込み、ついに激怒したYoshikiは数人がかりの制止を恐るべきパワーで振り切って何度もOZAWAに殴りかかってた。
この日の調印式でもYoshikiは怒り心頭で早々に詰め寄ったものの、OZAWAは「アツいよ! 暑苦しいよ! 「ハウス。カム・ダウン、カム・ダウン」とペットをあやすようにあしらう。
怒りを押し殺したYoshikiも「スリーイヤーズとハーフ前、ミーはミスターOZAWAのデビュー戦の相手を務めました。そのセイム・カードでNOAHのビッグショー、日本武道館でGHCのベルトをかけてファイトできること、ミーはベリーハッピーに思っています。ミスターOZAWAはカリスマ性もタレントにもあふれるアメイジングなレスラーです。だけど、そのやり方っていうのをミーはアドミット(認めることは)できません。タレントとカリスマ性があるからこそ、デビューからこのスピードでビッグサクセスを成し遂げた。そこはミーは認めます。アメイジングだと思います。だけど、そのやり方、ミーは決してアドミットすることはできません」と力を込め、「だからこそ1月1日、日本武道館、ニューイヤーショーでミーがミスターOZAWAからビクトリーを勝ち取り、このベルトを守って、ミスターOZAWAをエディケイト(教育)してあげたいと思います。そして試合後にはビッグラブをもってミスターOZAWAをハグで包んであげたいと思います」と予告した。
これを鼻くそをほじりながら聞き流していたOZAWAは、同居していたロンドン遠征時代の恨み節を相変わらずスラスラと並べ立てたうえで、取材陣にも悪態。プロレス大賞でMVPを逃しただけに、「なんかよくわかんないアイドルレスラーがMVPって何? 女性初の総理大臣が生まれたからなのか知らないけどさ。そんな世間に流されてよ。情けないよ!(根回しで配っていた)カステラ返せ!」などと叫んだ。
さらに写真撮影の段では、“フェイスオフ"で詰め寄ってくるYoshikiを「アツいよ!」と露骨にウザがるや、2度に渡って頭から水をぶっかける。ついにプッツンしたYoshikiもOZAWAを突き飛ばした。
派手に倒れたOZAWAは「痛い、痛いぃい! ケガしたらどうするんだ? お前。(※会見中に事故が起こった)ブレイキングダウンの会見、見なかったのか? 責任取れんのか? 足痛い、足痛い! 足痛いでーす!」と白々しい悲鳴。またもやスタッフ数人の制止を強引に突破したYoshikiが迫りくると、「足が悪化したああ!!」などと叫びながら軽快な足取りで逃走していった…。とにもかくにも元日決戦へ待ったなし。武道館では怒りのYoshikiの大逆襲がみられる……のか。
【調印式の模様】
※登壇後、怒りの表情でYoshikiが詰め寄ってくると
▼OZAWA「ハウス。カム・ダウン、カム・ダウン」
※両者が調印書にサイン
▼OZAWA「Inamura、アツいよ、お前。暑苦しい、お前。どうしちゃったんだよ? 急にそんなアツくなっちゃって。変だよ。そりゃ変か。あのう、野良猫にエサやるヤツって、だいたい変なヤツしかいないもんな。イギリスのさ、Inamuraがエサあげてた野良猫のラッキーちゃんって今どこで何してるんだろうな? まあまあ知るわけないか。日本に持って帰るだ、なんだって言ってたけど、そんなことするわけないもんな。どうでもいいもんな、別にな。ウソだよ、結局。持って帰るとか世話するとか言ってたけど、そんなの全部ウソなんだよな。ウソといえばさ、なーんか俺がイギリスで練習しててケガした時もさ、会社にウソの情報流して、俺が練習サボってただなんだって言って、会社に本来払ってもらうはずだった治療費の40万円、俺が結局支払うことになったな。ウソがうまいな。そういえばInamura、お前。イギリスで1年、アメリカWWEで1年、合計2年間、海外武者修行したんだよな? 海外武者修行する前と、した後、今。お前、リングの上、プロレス、何か変わったのか? 俺の目には大して変わってないように見えるんだけどな。まあ、変わったことといえば、なんだろう。ヘタクソな英語しゃべれるようになったぐらいなもんだよな。でもな、そんなわけないよな? こんな2年間の海外武者修行なんてNOAHの歴史上、最もチャンスをもらった男。そして人の練習をサボってるだ、なんだと口を出した男がこの程度の変化なはずがない。Inamura、まだ隠し玉持ってるだろ? そんな変化で許されるはずがない。2026年1月1日、日本武道館。この稲村愛輝2年間の修行の集大成、とんでもない試合を見せます」
▼Yoshiki「アット・ファースト、まず初めに。ラスト後楽園ショー、アフターマッチにもかかわらず、トゥー・エキサイトしてしまい、大変申し訳ありませんでした。そしてミスターOZAWAが言った通りトゥー・イヤーズも海外武者修行。エクスカージョンに行かせていただき、NOAHオフィスの皆さん、本当にありがとうございます。その成果っていうのはこの日本武道館ではミーがオフィス、そして方舟シップのユニバースの皆さんにショーしたいと思います。スリーイヤーズとハーフ前、ミーはミスターOZAWAのデビュー戦の相手を務めました。そのセイム・カードでNOAHのビッグショー、日本武道館でGHCのベルトをかけてファイトできること、ミーはベリーハッピーに思っています。ミスターOZAWAはカリスマ性もタレントにもあふれるアメイジングなレスラーです。だけど、そのやり方っていうのをミーはアドミットすることができません。タレントとカリスマ性があるからこそ、デビューからこのスピードでビッグサクセスを成し遂げた。そこはミーは認めます。アメイジングだと思います。だけど、そのやり方、ミーは決してアドミットすることはできません。だからこそ1月1日、日本武道館、ニューイヤーショーでミーがミスターOZAWAからビクトリーを勝ち取り、このベルトを守って、ミスターOZAWAをエディケイトしてあげたいと思います。そして試合後にはビッグラブをもってミスターOZAWAをハグで包んであげたいと思います」
――Yoshikiから教育する、ビッグラブ、ハグで包むと言われたが?
▼OZAWA「いや、なんか最初、メチャアツくピリピリしてたのに、急にビッグハグとかビッグラブと言われても、何を言ってるのか、ちょっとよく分からないね」
――12・23後楽園大会で今のOZAWA選手とリング上で初めて触れたが?
▼Yoshiki「ミーはずっと言ってますが、ミスターOZAWAっていうのは身体能力、フィジカルな部分でもメンタルな部分でもカリスマ性でも素晴らしいレスラーで。それがダークサイドに堕ちた、ブラックになったミスターOZAWA。こないだ初めてタッチしましたけど、芯にあるプロレスをラブしてる部分とか、才能の部分っていうとこは変わらず。むしろグローイングアップ、成長し続けてると思うんで、そんなミスターOZAWAの成長、それを受け止めたうえでビクトリーを勝ち取りたいと思っております」
――2年間もチャンスをもらって、こんな変化なはずがない。武道館でとんでもない変化を見せるはずとプレッシャーをかけられたが?
▼Yoshiki「そこについては心地のよいプレッシャーだなと、ミーは今フィールしてますけど。やっぱミスターOZAWAはミーより先にこのベルトも獲って、ミーよりも確実に人気もあるレスラーですから。後輩ながら、そうやってミーのことをブラックになりながらも冷静に見てくれているんだなと。そういう喜びはありますね」
――(※質問者代わって)週刊プロレスの井上です、12月23日に緊急復帰したが左足の状態は?
▼OZAWA「週プロ井上。カステラ返せ、てめえ。何のためにカステラやったと思ってんだ? 足がどうたらこうたら言ってる場合じゃないよ。MVPはさ、なんかよくわかんないアイドルレスラーに何? 女性初の総理大臣が生まれたからなのか知らないけどさ。そんな世間に流されてよ。情けないよ! 本当に。カステラを返せ、お前は!」
――左足の状態は?
▼OZAWA「しつこいな。大ケガだよ。リスフラン関節じん帯損傷だって言ってんだ。1月1日にピッタリ治るから。ゴチャゴチャうるさい。あとはカステラ返せ」
――12・23後楽園大会ではTEAM 2000Xの介入もあったが、その対策も立てる?
▼Yoshiki「まあね、彼らバッドガイズですから、絶対この試合にも絡んでくると思うんで。そこは油断ビッグエネミーということで対策したいと思います。あとはカステラおいしかったですよね。カステラ、フード大切にした方がいいよ」
※フォトセッション時、OZAWAがYoshikiの頭に水をぶっかける
▼OZAWA「アツくなってるからね。カム・ダウン、カム・ダウン」
※Yoshikiが両手で突き飛ばすとOZAWAは倒れて左足を押さえ
▼OZAWA「痛い、痛いぃい! ケガしたらどうするんだ? お前。ブレイキングダウンの会見、見なかったのか? 責任取れんのか? 足痛い、足痛い! 足痛いでーす! ああ、痛い!」
※Yoshikiは3人がかりで制止されるが、3人を引きずりながら詰め寄るも、どうにか会場外に出される
▼OZAWA「痛い。突き飛ばされた勢いでちょっと悪化した。悪化したあ!」
※Yoshikiはスタッフを引きずりながら再び出てくるが、OZAWAは軽快な足取りで逃走

