来年３月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する、日本代表「侍ジャパン」の一部選手が12月26日、井端弘和監督より発表された。
第一陣として発表されたのは、松井裕樹（サンディエゴ・パドレス）、伊藤大海（日本ハム）、大勢（巨人）、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）、菊池雄星（ロサンゼルス・エンジェルス）、種市篤暉（ロッテ）、平良海馬（西武）、石井大智（阪神）の８名だ。
いずれも投手で大谷以外に野手が一人もいない布陣。このメンバーリストに、韓国メディア『OSEN』が注目した。同メディアは「大谷の二刀流が決定？ WBC日本代表チーム、大谷を含む投手８人を発表」と題した記事を掲載し、「大谷が投手名簿に含まれていることが注目すべき点だ。WBCでも二刀流が確定したという意味だ」と論じ、大谷の二刀流起用を確信した。
また「山本由伸（ドジャース）はまだ未定、佐々木朗希は不参加の方向で決まりつつある状況だ。代わりに菊池雄星と松井裕樹が選ばれた。菊池は初のWBC出場となる」などと、他のメジャー組の動向を報じた。
第６回のWBCで、韓国は日本と同じ１次ラウンド・プールCに入っている。前回大会は決勝でクローザーとして起用され、胴上げ投手になった大谷の登板があるかどうかは、隣国も気が気でない大きな関心事のようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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