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「クレイが違うユニフォームを着る姿に慣れることはない」カリーが語る“元相棒”トンプソンとの変わらぬ絆<DUNKSHOOT>

「クレイが違うユニフォームを着る姿に慣れることはない」カリーが語る“元相棒”トンプソンとの変わらぬ絆<DUNKSHOOT>

ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンは、かつてゴールデンステイト・ウォリアーズで“スプラッシュ・ブラザーズ”として一世を風靡した。

 トンプソンが2024年にダラス・マーベリックスへ移籍し、惜しまれつつコンビ解消となったが、ともに苦楽を分かち合ってきた2人の絆は深く、カリーは「クレイが自分と違うユニフォームを着ている姿に慣れることは、きっと一生ない」と認めている。

 今季のクリスマスゲーム。ウォリアーズは本拠地チェイス・センターでマブズと対戦。カリーは23得点でトンプソンの7得点を大きく上回り、126-116でチームを勝利に導いたが、元相棒がコートに足を踏み入れた瞬間、自然と感傷的な気持ちになったという。

 カリーは09年、トンプソンは11年にウォリアーズに入団。以降両者は24年までバックコートコンビを組み、それまでリーグ下位に低迷していたチームをプレーオフ常連の強豪へと押し上げた。

 2人による正確無比な3ポイントは、ウォリアーズの大きな武器となり、15年から8年間で4度の優勝を達成。アウトサイドシュートで革命を起こした彼らは、NBA史に残るバックコートコンビとして確固たる地位を確立した。
  カリーはマブズ戦後の会見でトンプソンとの再会について次のように語った。 

「とても感傷的な瞬間だったよ。僕たちが同じ空間にいる時は、いつだってそうだ。もちろんドレイモンド(グリーン)も含めてね。とても特別な感覚だった」 

 とはいえ、カリーは感傷に浸っているわけではない。今季のウォリアーズは勝率5割前後を推移し、波に乗り切れずにいる。37歳の大黒柱はキャリアの終盤が近づいていることも自覚しているが、まだ叶えたい目標は残っている。 

「今この瞬間に向き合わないといけない。僕たちは競争者だから、チームがどんな状況にあっても“まだ勝てる”“まだ成し遂げることがある”と感じている。(トンプソンとの対戦は)旅路を思い出す良い機会だけど、そこに過度な意味づけはしない。過去を振り返る時間は、もっと先に来るだろうからね」

  一方、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、より率直に感情を口にした。

 「クレイが相手チームにいる姿には、永遠に慣れないだろう。彼が恋しい。今でもここにいてほしいと思っている」

 かつて3ポイントシュートで相手チームを手玉に取ったスプラッシュ・ブラザーズは、今は別の道を歩んでいる。それでも、ウォリアーズとカリーにとってトンプソンは、これからも特別な存在であり続けるだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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