MLB公式サイトは現地12月24日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の特集記事を配信した。個人として3年連続4度目の満票MVPを受賞し、チームをワールドシリーズ連覇に導いた偉才が“過小評価”されていると驚きの考えを示した。
同サイトは大谷が「過去の弱点を補強し、完全なスーパースターになった」として、打撃面での成長に注目。その一つが変化球への対応だ。大谷はロサンゼルス・エンジェルスでの最初の3シーズンは速球に対して長打率.586、36本塁打を放った一方で変化球に対しては長打率.396、11本塁打にとどまったと説明している。
ただ、速球以外の球種に対する長打率は2021年に.557と上昇。24年には.714(速球に対しては.577)と逆転、25年も.595と高水準を維持しており、ドジャースに移籍してからの変化球に対する本塁打数は首位(37本)、緩い球に対する本塁打数も1位(17本)をマークするMLBトップクラスの数字を残している。これは速球に対する本塁打数で5位(103本)に立ったうえでの記録だ。
さらに大谷は対左腕成績でも改善を見せている。18年には110打席でOPS.654、2本塁打だったのが、21年には224打席でOPS.980、18本塁打に急成長した。25年も244打席でOPS.898、15本塁打をマーク。18~20年には31.1%だった三振率は21~25年には、26.7%にまで低下しているという。
そして18~20年に52.5%だったエアボール率(ゴロ以外の打球の割合)は、2021年以降に59.9%へと急上昇している。この変化が21年以降、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の249本塁打に次ぐMLB2位の233本塁打を生み出している大きな理由だと説いた。
毎年飽くなき探求心で成長を遂げてきた日本のスーパースターは、今後どこまで“完成形”に近づくのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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