ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが、メジャー1年目の2025年シーズンを「100点中30点」と評価した。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が、「キム・ヘソンはルーキーシーズンを正直に評価した。開幕を3Aで迎え、最後はドジャースでワールドシリーズ優勝。激動の1年を“100点満点中30点”と振り返り、“理由は分からないが、満足できなかった。まだ道のりは長いと思う。残り70点を埋めるには、あらゆる面で成長する必要がある。野球選手として100点を目指して頑張りたい”と語った」と伝えた。
同じく『Dodgers Way』もキム・ヘソンの自己評価を記事化。「25年シーズンは“A”評価を受けるに値しないのは事実だが、それにしても30点はないだろう。“F-”以下の値するもので、これは不当な自己批判だ」と、キム・ヘソン自身の低評価を受け入れなかった。
「遊撃と中堅でまずまずの守備を見せ、二塁手としてエリート級の守備力を見せた。85パーセンタイルのスプリントスピードを誇り、内野と外野の両方を堂々と守ることができる。KBOでの最後の4シーズンは、出塁率が毎年.370を超えていたことも忘れてはいけない。もしドジャースが信頼して出場機会を与えるなら、自身の不合格基準から脱却する可能性は高い」
このような選手としての評価とともに、「契約は残り2年総額800万ドル(約12.5億円)、28~29年は年俸500万ドル(約7.8億円)の球団オプションになる。市場に出ている二塁手やユーティリティー選手のトレード候補として、間違いなく魅力的な存在だ」と、トレード要員としての価値も評価した。
メジャー1年目のキム・ヘソンは、レギュラーシーズンで180打席、打率.280、出塁率.314、長打率.385、wRC+ 95を記録。優れた守備力や走力でチームに貢献した一方、高い三振率(30.6%)が課題に挙げられている。
ドジャース専門メディアの記事は、母国でも大きな話題となった。韓国メディア『OSEN』は、「キム・ヘソンの厳しい自己評価に対し、地元メディアは異なる見解」と題した記事を配信。「悔いが残る1年目だったが、潜在能力は依然として大きいという分析が出ている」と報じ、「本人の自己評価は30点と厳しかったが、そこにはさらなる飛躍への決意が込められている」と前向きにとらえた。
同メディアは「来年、自らがつけた点数を上回ることができるのか」と記事を締め、メジャー2年目の飛躍を期待した。
構成●THE DIGEST編集部
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