地域や分野ごとに特色を発揮し、社会に人材を送り出してきた国立大学。東京大学・京都大学以外にも、実践的な学びや企業からの評価の高さなどを背景に、高い就職率を誇る大学も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東海地方在住の男女を対象に「東大・京大以外で就職力が高いと思う国立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。
東海地方に住む人から「就職力が高いと思う」と支持を集めたのは、どの国立大学だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:名古屋工業大学
同率での第2位となったのは、得票率7.0%で「名古屋工業大学」でした。愛知県名古屋市昭和区に本部を置く名古屋工業大学は、1905年に創立された「名古屋高等工業学校」を前身とし、1949年に設置された国立大学。「常に新たな産業と文化の揺籃として、革新的な学術・技術を創造し、有為な人材を育成し、これからの社会の平和と幸福に貢献すること」を使命に掲げています。
名古屋工業大学では、企業のトップとして活躍している卒業生から話を聞く「名工大OBトップセミナー」や、専属相談員や学外のキャリアカウンセラーによる就職相談など、さまざまな就職支援を展開。また、正課授業に「フレッシュマンセミナー」や「産業論」「キャリアデザイン」などの科目を設置し、キャリア支援にも注力しています。
第2位:大阪大学
同じく第2位となったのは、「大阪大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く大阪大学は、1838年に設立された「適塾」を起源とし、1931年に「大阪帝国大学」として設置された国立大学。「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、次代の社会を支え、人類の理想の実現を図る有能な人材の輩出を目指しています。
大阪大学では、「自分の人生は、自分で創る」をモットーに、学生が自分らしいキャリアデザインを築ける環境を提供。「キャリア教育部門」と「就職支援部門」の2つの部門が相互に作用する「ダブル・スパイラル型」の支援体制が構築されています。また、2020年4月に「未来社会共創コンソーシアム」をスタートさせ、産学・産産連携を推進しているところも魅力です。

