首都圏の一角を担い、多様な街並みが広がる埼玉県。由来や表記の個性、呼び名の格好良さなどを背景に、ナンバープレートにしたいと考えられる地名も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「ナンバープレートにしたらかっこいいと思う埼玉県の地名」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの人から「ナンバープレートにしたらかっこいいと思う」と支持を集めたのは、どの地名だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:朝霞
第2位は、得票率6.8%の「朝霞」でした。埼玉県の南部に位置する朝霞市(あさかし)は、都心から20キロメートル圏内にあり、鉄道網やバス路線なども整備されているため、都心のベッドタウンとしても人気を集める地域です。スーパーやホームセンターなどの商業施設も充実しているほか、「彩夏祭」や「黒目川花まつり」などの四季を彩るイベントが多いところも魅力。
昭和初期、東京にあった「東京ゴルフ倶楽部」が膝折村へ移転したことをきっかけに、町制が施行され、1932年に「朝霞町」が誕生しました。「朝霞」という地名は、当時同倶楽部の名誉会長を務めていた朝香宮殿下の名に由来しています。夏の朝を連想させるすがすがしい響きも、多くの人に好印象を与えたのではないでしょうか。
第1位:嵐山
第1位は、得票率7.3%の「嵐山」でした。埼玉県の中央部に位置する嵐山町(らんざんまち)は、都心から60キロメートル圏内にある、豊かな地形と自然に恵まれた地域です。国蝶・オオムラサキの生息地として知られるほか、木曽義仲や畠山重忠など、平安末期から鎌倉時代にかけて活躍した坂東武者ゆかりの地としても知られています。
町名の「嵐山」は、町を流れる槻川の上流にある渓谷が景勝地となっていて、その景観が京都の嵐山に似ていることから「武蔵嵐山」と呼ばれたことに由来しています。漢字から感じられる自然の迫力と美しさなども、支持を集めたのではないでしょうか。

