水戸市の偕楽園や笠間市の笠間稲荷神社などがあることでも知られる茨城県。県内には多くの市町村が存在していますが、なかでも難読といわれるような地名はどこなのでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住者を対象に「地元民しか読めないと思う茨城県の市町村」というテーマでアンケート調査を実施しました。
関東地方に暮らす多くの人から「地元民しか読めないと思う」と票を集めた茨城県の市町村はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位:神栖市
第2位は「神栖市」で、得票率は8.7%でした。読み方は「かみすし」で、県の東南部に位置しています。
神栖市は、1955年に軽野村と息栖村が合併し、神栖村が誕生したのをルーツに持つ市名で、神の池と息栖神社にちなんで「神栖村」と名付けられたそうです。花火やよさこいなどの祭りやイベントが盛んな地域で、近年は工場夜景スポットとしても人気が高まっています。
第1位:猿島郡五霞町
第1位は「猿島郡五霞町」で、得票率は10.9%でした。読み方は「さしまぐんごかまち」で、県の西南端に位置しています。
猿島郡五霞町は四方を河川に囲まれており、町内の中央には新4号国道が縦断。河川に囲まれていることから過去には何度も水害を被っており、そのことへの対策として取り組まれた治水事業の中で、「霞堤」という堤防形式が取り入れられたそうです。また、主要村落を「五ヶ村」と呼んでいたこともあり、それらを合わせて作られた地名とする説が有力とされています。

