2025年、シリーズ25周年という節目の年を迎えた「相棒」。そんな「相棒」シリーズの劇場作品＆スピンオフ作品を24時間放送する特集「2025⇒2026 24時間『相棒』マラソン！」が、大みそかの12月31日(水)夜7:00から2026年元日にかけて日本映画専門チャンネルにて実施される。
■さまざまな難事件に立ち向かう特命係の活躍で年越し！
水谷豊が主演を務める刑事ドラマ「相棒」シリーズ。2025年には25年の集大成にして新たなスタートラインとなる「相棒 season24」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)がスタートした。
同特集では、劇場作品＆スピンオフ作品の計6作品が放送される。“東京ビッグシティマラソン”の出場者・観客、計十数万人を標的にした巨大犯罪計画や、警視庁を舞台に12人の幹部が人質となる籠城事件、巨大な陰謀が潜む太平洋に浮かぶ絶海の孤島で起こった事件、国際スポーツ競技大会の凱旋パレードを狙ったテロ計画など、さまざまな難事件に立ち向かう特命係の活躍をオンエア。
■「相棒」放送作品＆あらすじ一覧
「相棒－劇場版－ 絶体絶命！４２．１９５ｋｍ 東京ビッグシティマラソン」(2008年)
少々風変わりな特命係の刑事コンビが難事件に挑む、ドラマシリーズの劇場版第1弾。個性あふれるレギュラー陣と、劇場版ならではの俳優陣が参戦したヒット作。人気キャスターらを狙う連続殺人事件の現場に残された記号がチェスの棋譜と推理した杉下右京(水谷)は、謎の爆破予告で警察を翻弄する犯人の真の標的が東京ビッグシティマラソンと突き止め、亀山薫(寺脇康文)らと18万人が集う一大イベントの窮地に立ち向かう。
「相棒－劇場版II－ 警視庁占拠！特命係の一番長い夜」(2010年)
水谷を主演に、相棒の交代や人選も話題となる人気刑事ドラマの劇場版第2弾。警視庁を舞台に、正義と悪との境界さえ曖昧な事件の顛末を通して、警察組織の光と影にも迫る意欲作。警視庁本部内で12人の幹部を人質に籠城事件が発生し、犯行に及んだ元刑事の八重樫(小澤征悦)は銃声が響く室内で息絶える。被疑者死亡で収束を急ぐ上層部の傍ら、密かに捜査を続ける特命係の右京と神戸尊(及川光博)は、7年前の悲痛な事件に突き当たる。
「相棒－劇場版III－ 巨大密室！特命係 絶海の孤島へ」(2014年)
柔軟なスタンスも強みの特命係が謎の孤島のタブーに迫る、人気ドラマの劇場版第3作。特命係を離れてもシリーズを支える神戸尊を糸口に、国家的陰謀も渦巻く壮大な物語が展開される。東京から遠く離れた鳳凰島で死亡事故が発生し、元特命係の尊の依頼で、右京と甲斐享(成宮寛貴)は事故調査を名目に島に赴く。元自衛隊員が共同生活を送る影で生物兵器開発も噂される島で捜査を進める右京は、例の事故を殺人と断定する。
「相棒－劇場版IV－ 首都クライシス 人質は５０万人！特命係 最後の決断」(2017年)
冷静沈着な杉下右京と多彩な相棒との相性も見どころの、刑事ドラマの劇場版第4弾。懐かしい顔も含む歴代キャラクターが集う中、特命係をも翻弄するミステリアスな人物を鹿賀丈史が演じる。英国の日本領事館集団毒殺事件が隠蔽されて7年後、国際犯罪組織を追うリュウ(鹿賀丈史)が来日し、右京と冠城亘(反町隆史)が同行するが、某事件の唯一の生存者で失踪中の瑛里佳(山口まゆ)の身代金を政府に拒絶された犯行団は、一大パレードでテロ計画を敢行する。
「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(2009年)
「相棒」のキャラクター、米沢守(六角精児)を主人公にしたスピンオフ映画。個性派俳優・六角の初主演映画であり、ドラマ版演出も手がけた長谷部安春監督の遺作となった。テロリストの標的となった東京ビッグシティマラソン。右京らが捜査する傍ら、鑑識課の米沢も大会の映像を分析していた。群衆の中に別れた妻・知子(紺野まひる)の姿を見つけるが、翌日、彼女は死体となって発見される。しかし被害者は知子によく似た別人だった。
「相棒シリーズ Ｘ ＤＡＹ」(2013年)
頭脳明晰な杉下右京の相棒との活躍を描くドラマシリーズの劇場版スピンオフ第2弾。特命係に嫌味を言いつつ信頼を置く伊丹刑事を演じる川原和久が、田中圭を相棒役に初主演を務めた。某銀行のシステム部員が遺体で見つかり、謎のデータがネットに出回った数日前より被害者をマークしていた警視庁サイバー犯罪対策課の岩月(田中)と、地道な泥臭さが信条の捜査一課の伊丹(川原)は、衝突しつつ補完し合い、複雑な事件に挑む。
