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コスプレ感出そうなのに「全く違和感なし」 原作ファンも感嘆した実写化キャラ

コスプレ感出そうなのに「全く違和感なし」 原作ファンも感嘆した実写化キャラ


加藤小夏さんプロフィール写真

【画像】え、「リアル異世界人?」「腹筋まで美しい」 コチラが加藤小夏さんが演じた「コスプレになりかねない」ヒロインです(3枚)

キャスト本人の雰囲気と役作りでキャラ像にぴったりの再現度

 マンガの実写化作品では、2次元特有のファッションなどが原因で、3次元になるとコスプレ感が強くなってしまうことがあります。しかし、ビジュアルだけでなく表情や立ち居振る舞いまで原作に寄せることで、まるで作品から飛び出してきたような再現度を見せたキャストもいました。

 桂正和先生の連載デビュー作をドラマ化した『ウイングマン』では、正義の味方に憧れる主人公「広野健太(演:藤岡真威人)」がヒーローになるきっかけとなったヒロイン「アオイ」を、加藤小夏さんが演じました。異世界人であるアオイは、原作では水色のショートヘアにビキニ風の露出度高めの衣装という現実離れしたルックスですが、ドラマ版では白髪で露出を控えめにしたデザインへとアレンジされています。

 ビジュアルの変化こそあったものの、加藤さんの透明感や儚げな雰囲気、スタイルの良さも相まって、人間離れした設定のアオイが説得力のある演技で再現されました。SNS上では、繊細な表情の変化や所作を評価する声も多く「普通に演じたら実写作品だと間違いなく浮くタイプのヒロインなのに、見事に馴染んでいた」「リズム感と動きのしなやかさも、アオイのキャラクターを引き立てていた」など、ファンの描くアオイ像にピッタリと当てはまっていたようです。

 荒木飛呂彦先生による人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』のドラマシリーズでは、奇抜な見た目の漫画家「岸辺露伴」を、高橋一生さんが演じました。露伴は、カラフルな服装やギザギザのヘアバンドが特徴で、こちらも3次元では違和感が強くなりそうなビジュアルです。

 ドラマでは、制作陣の試行錯誤により、原作よりも彩度を抑えつつ露伴の特徴を活かしたファッションが採用され、実写の雰囲気に合った露伴像が作り上げられていました。さらに高橋さんの演技によって、神経質な口調や独特な目つき、恐怖に直面したときのオーバーリアクションも自然に表現され、クセの強いキャラが見事に再現されています。

 SNS上では「一緒にマンガやアニメを並べても違和感がまるでない」「無理に寄せようとするのではなく、高橋一生として岸辺露伴の雰囲気、世界観を忠実に再現できていて本当にすごすぎる」「露伴が年とったらこんな感じだと思う」など、視聴者から絶賛の声があがりました。2025年5月には、実写映画最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』に登場する露伴を再現したフィギュアも発売されています。

 インパクトのある見た目といえば、北海道を舞台にアイヌの埋蔵金争奪バトルが描かれる人気マンガ『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル)の実写版シリーズで、玉木宏さんが演じているカリスマ軍人「鶴見篤四郎」中尉も外せません。鶴見は、目の周りに傷跡があり、額をプロテクターで覆う独特な風貌のキャラで、映画1作目のビジュアルが解禁された段階で、その再現度が大きな話題を呼びました。玉木さんが役に合うはずと推薦したのは、原作者の野田先生だったそうです。

 また、鶴見は人心掌握に長け部下たちを従える圧倒的なカリスマ性と、言動から時折のぞく狂気、不気味さを持ち合わせています。原作ファンの玉木さんは、身が引き締まるような迫力ある口調に、歪んだ笑い方や歯を鳴らすクセなど、鶴見中尉本人が作品から飛び出してきたような怪演を見せていました。

 SNS上では「原作とアニメより恐くて身も心も震える」「落馬した後に転がってすぐ走りだすところ、マジで完璧な再現だった」などの声があがり、実写ならではのリアリティーが加わったことで、鶴見の恐ろしさをより実感した人もいたようです。

配信元: マグミクス

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