怪談大会とテレビ出演、その舞台裏
トークはさらに、怪談大会やテレビ出演の裏側へと踏み込んでいく。
阿部氏は、視聴者投票で50%以上の支持を得ながらも、Zoom予選での配置や時間配分の影響により決勝進出を逃した経験を語った。自虐的に「決勝行ってないから!」と笑いに変える姿に、会場からは共感と拍手が送られた。
一方、國澤氏は、審査員として呼ばれたはずの大会で「全員出演するから」と説明され、結果的に急遽演者として舞台に立たされることになったという“想定外の展開”を告白。
第一線に立つ怪談師であっても、テレビ業界特有の構成や演出によって、思いもよらぬ展開に巻き込まれることがある。そんなリアルな舞台裏が明かされた。
マイクロブタとサザエさん——怪談師たちの素顔
過酷な現場の話題から一転、トークはプライベートな一面へ。
國澤氏は、家族として迎え入れたマイクロブタの「たかし」への溺愛ぶりを披露。将来はリスザルを飼いたいという、意外な動物好きの一面ものぞかせた。
阿部氏からは、多忙な日々の中で感じる「時間経過の加速感」についての話題が飛び出す。
「1週間に3回サザエさんを見ている」というエピソードは、現代人の感覚を象徴するものとして会場の笑いを誘った。
