踏切が好きな2歳の孫のために、おばあちゃんが手作りした作品がThreadsで話題です。投稿は記事執筆時点で10万回以上表示され、1万1000件以上の“いいね”を獲得しています。愛がないと作れないクオリティーの高さ……!
孫のために「踏切」を手作りしたおばあちゃん
投稿者は、2歳の息子さんの育児に奮闘中のThreadsユーザー・Shiori(@tsu_shiori)さん。息子さんは、踏切が主役の絵本や踏切特化の『おもしろ踏切大百科』(イカロス出版)を愛読するなど、乗り物よりも踏切にどハマリ中です。
するとある日、そんな孫の姿を見ていたShioriさんのお母さまが、せっせと1枚の設計図を作成。しっかりデザインや素材を決めた上で、材料をそろえて息子さんの大好きなモノを制作してくれました。
家の廊下に設置されたのは、黄色と黒のシマシマ模様の柱に、踏切警標と呼ばれるクロスマークと赤い警報灯&矢印が付いた、立派な踏切警報機。素材はプラバンをメインに、フェルトやクリアファイル、カラーテープ、空き箱、土台にはごみ箱を再利用。点滅したりはしませんが、手で上げる簡易遮断機を採用しており、ちゃんと遊べるようになっています。存在感がありながら、息子さんにちょうどいいサイズ感なところにも愛を感じます。
息子さんはおうちに突じょ出現した“手作り踏切”に近づき、興味津々といった感じで触って遊んでくれたようで、この姿を見たShioriさんのお母さまも喜んでくれたのだそうです。
身近な材料で再現する設計図にほっこり
あわせて投稿されている踏切の設計図を見ると、スケッチとともに「リビングにあったゴミ箱」「カレーのあき箱」といった材料も書き込まれており、孫のために踏切の構造を調べたうえで身近な材料で可能な限り再現しようとしたことがわかります。きっと設計図ができあがるまでにも、いろいろアイデア出しがお母さまのなかで行われたのでしょうね。
ちなみに、息子さんが読んでいた絵本のなかには、赤ちゃんが言いやすいオノマトペが掲載された『あかちゃんごたどりえほん ぶっぶーがおー』(主婦の友社)も。Shioriさんによると、同絵本には踏切の絵が描かれた“カンカン”のページがあり、息子さんが0歳のときに「初めて興味を持ったオノマトペ」とのことでした。

