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王者の復活に、白熱のタイトル争い……今シーズンの主役たち|読者が選ぶベストドライバー/ライダー2025

王者の復活に、白熱のタイトル争い……今シーズンの主役たち|読者が選ぶベストドライバー/ライダー2025

年末恒例となっているmotorsport.com日本版の読者投票企画。その年最も印象に残る活躍をした選手を募るベストドライバー/ライダー部門の投票結果を、ランキング形式でお届けする。

 ベストドライバー/ライダー部門では、実に7割以上の票がこれから紹介する4人に集中。まさに今シーズンを代表する者たちだと言える。

読者が選ぶベストドライバー/ライダー第4位:マルク・マルケス

 4位にランクインしたのは、2025年シーズンのMotoGP王者であるマルク・マルケスだ。

 2024年にホンダを離れ、ドゥカティ陣営のグレシーニで速さが健在だと証明したマルケスは今季、ドゥカティのファクトリーチームに移籍。最強ドゥカティの最新バイクを手に入れた。

 開幕から弟のアレックス(グレシーニ)と共に圧倒的な強さを発揮。22戦中17戦目の日本GPでタイトル獲得を決めた。

 これは2002年に500ccクラスからMotoGPへと生まれ変わって以降、最も多くのレースを残して戴冠を決めたシーズンとなる。

 マルケスがどこまで獲得ポイントや勝利数を伸ばすのかと注目されたが、日本GPの次戦であるインドネシアGP決勝レースで他車から接触を受けて転倒。右肩の肩甲骨を骨折するなどの怪我を負い、シーズンをひと足早く終えることになってしまった。

 それでも、マルケスが6年ぶりのMotoGP王者に輝き、未だ現役ライダー最強の実力を持っていることを証明した1年となった。

読者が選ぶベストドライバー/ライダー第3位:岩佐歩夢

 異例のフォーマットとなったスーパーフォーミュラ最終戦で、見事逆転チャンピオンに輝いたのが、TEAM MUGENの岩佐歩夢だ。その劇的な決着が、多くのファンを惹きつけたようだ。

 岩佐はレッドブル系2チームのリザーブ兼シミュレータドライバーを務めるのと並行してスーパーフォーミュラに参戦する、忙しいシーズンを過ごした。

 SFでの1年目をランキング5位で終えた岩佐は、2年目の今年はさらにパフォーマンスを向上。トラブルやアクシデントによって初優勝は第8戦SUGOまでかかったが、完走したレースは表彰台という安定感を見せた。

 悪天候でキャンセルとなった富士スピードウェイでの第10戦の代替レースが最終ラウンドの鈴鹿に組み込まれた結果、土日で3レースが行なわれるという異例のフォーマットとなった。

 岩佐はこの大一番で2度の予選でいずれもポールポジションを獲得。しかし週末最初のレースとなった第11戦ではオープニングラップで他車と接触し、悪夢のリタイアとなってしまった。

 それでも、富士での予選結果を引き継いだ第10戦でも4位に入ると、第12戦はポールから首位を維持した。佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)と接戦を演じたが、0.731秒差で抑えきり優勝。見事な逆転戴冠劇だった。

読者が選ぶベストドライバー/ライダー第2位:ランド・ノリス

 2位にランクインしたのは、マクラーレンのランド・ノリス。F1キャリア7シーズン目にして、初のチャンピオンに輝いた。

 2024年にパフォーマンスを一気に引き上げ、1998年以来26年ぶりのコンストラクターズタイトルを獲得したマクラーレンは、その勢いを今シーズンに持ち越した。

 開幕戦オーストラリアGPではオスカー・ピアストリが雨に足をすくわれたものの、マクラーレンMCL39は圧倒的なパフォーマンスを持っていることを見せつけた。

 特にピアストリはキャリア3年目にして抜群の安定感を発揮。夏休み前の12回のグランプリで表彰台を獲得し、そのうち6回は優勝を果たした。夏休み明けのオランダGPでも優勝するなど、タイトル獲得に向けて視界は良好だった。

 しかしノリスは諦めなかった。ピアストリが表彰台から遠ざかっている間にポイントを詰め、メキシコシティGPでついにランキング首位に躍り出た。

 それ以上の速さを見せたレッドブルのマックス・フェルスタッペンも加わり、三つ巴のタイトル争いが最終戦まで続けられたが、アブダビGPで3位に入ったノリスが初戴冠を決めた。

 以前から、自身のメンタルヘルスの問題などを明らかにするなど、これまでとは違うドライバー像を見せてきたノリスのチャンピオン獲得は、まさに新しい時代の到来を予感させるものだった。

読者が選ぶベストドライバー/ライダー第1位:マックス・フェルスタッペン

 3カテゴリーのチャンピオンを上回る支持を得たのが、フェルスタッペンだ。わずか2ポイント差で5連覇を逃したものの、歴史に残る猛追劇が印象的だったのだろう。

 ノリスの項でも書いたように、シーズン中盤まではピアストリがタイトル争いをリード。フェルスタッペンは一時、104ポイントまで差を広げられた。

 しかしレッドブルがマシンの問題を把握し、フェルスタッペンが実力を発揮できるようになると、マクラーレン勢との差を削り取っていった。

 シーズン後半の9戦で、フェルスタッペンはなんと6勝をマーク。決勝レースでは表彰台を外さず、最終戦でも優勝とマクラーレン勢を追い詰めたが、ノリスにはわずか2ポイント届かなかった。

 しかしシーズン中盤には、マクラーレン勢の一騎打ちになると思われていたタイトル争いを大いに盛り上げた今季は、彼がシーズン19勝をマークした2023年以上に、現役最強ドライバーだと呼ばれる実力をいかんなく見せつけたシーズンになったと言えるのではないだろうか。

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