スマックダウンが現地時間26日、ミシガン州グランドラピッズで行われ、ドリュー・マッキンタイアが統一WWE王座挑戦の舞台をベルリンに指定し、試合形式に「スリーステージ・オブ・ヘル・マッチ」を要求。受諾した王者コーディ・ローデスをクレイモアでKOした。
謹慎処分中のマッキンタイアは自宅を訪れたニック・オールディスGMに統一WWE王座挑戦を要求。オールディスGMは罰金、暴行したレフェリーへの謝罪を条件に提示すると、マッキンタイアは「王座戦前は対戦相手との接触を禁ずる。破れば王座ははく奪」と逆提示したうえで合意した。
マッキンタイアがこの日、リングに登場。オールディスGMから「コーディもお前も一線を越えた。だが、すべてはお前が彼を襲ったからだ。約束は守ってもらうぞ。取引を成立させよう。そうすれば王座戦に集中できる」と迫られると、「約束は守る」とキッパリ。罰金を小切手で支払い、レフェリーに対して「クレイモアを食らわせてすまなかった。何があってもレフェリーに暴力はダメだよな。俺の謝罪を受け入れてくれ」と謝意を示した。
これでオールディスGMからの条件はクリア。しかしマッキンタイアは「そういえば、お前の夢はレスラーなんだろ? 俺は元世界王者。だが、お前は実力不足でレフェリーに転向。お前のカミさんにも謝罪する。旦那にクレイモアをお見舞いしてごめんね。俺みたいな男らしい旦那が欲しかったそうだ。コーディのために俺をハメたんだろ? でも謝罪するよ。お前の子供にな。社畜のビビり親父なんてかわいそうにな。男になれよ。殴ってリベンジしろよ」とレフェリーを罵倒しまくったうえで挑発した。
そこへ現れたのが王者・コーディ。マッキンタイアと接触した時点で王座返上となるが、構わずリングに上がった。するとマッキンタイアはコーディが手出しできないのをいいことに「殴れよ、コーディ。目を見ればわかる。殴りたいんだろ? 観客も喧嘩が見たいそうだ。GMはお前の下で働いてるんだろ? だが、お前の上司は客だ。てめえら、コーディが俺を殴るのを見たいだろ? やれよ」と挑発。「家族が寝泊まりするバスを襲ったのがそんなに嫌だったか? だが、その時はいなくて残念だった。子供たちの前でお前をぶちのめしたかった。お前のカミさんに本当の男を見せたかった」と言いたい放題に逆なでした。
コーディは怒りをむき出しにしたが、オールディスGMに制止された。するとマッキンタイアは「試合の条件を教えてやろうか? アメリカではやらない。3回もハメられたからな。ベルリンでやるぞ」と挑戦の舞台を来年1月に開催予定のベルリン大会に指定。「お前のせいで俺の人生は地獄だ。ドリュー・マッキンタイアvsコーディ・ローデス、統一WWE王座戦はスリーステージ・オブ・ヘルだ」と要求した。
これにコーディも「やってやるよ!」と即答。満足げなマッキンタイアは「交渉成立だ。そしてもう一つ。ベルリンでてめえを地獄に送ってやる。お前の親父によろしくな」と通告した。コーディも堪忍袋の緒が切れたかオールディスGMを振り払ったものの、次の瞬間、マッキンタイアがクレイモアをさく裂。大の字となったコーディの眼前で統一WWEベルトを掲げて勝ち誇った。
スリーステージ・オブ・ヘル戦はかつて「スティーブ・オースチンvsトリプルH」、「トリプルHvsショーン・マイケルズ」などで採用された形式。違う試合形式を3試合連続で行う3本勝負で、2本先取した者が勝利となる。マッキンタイアはこの過酷な形式でコーディを文字通り地獄に突き落とし、統一WWEベルトを奪い取る構えだ。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

