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中谷潤人、僅差の判定勝ち スーパーバンタム級転向初戦は難敵に“冷や汗”32連勝→右まぶた大きく腫れる

中谷潤人、僅差の判定勝ち スーパーバンタム級転向初戦は難敵に“冷や汗”32連勝→右まぶた大きく腫れる

プロボクシングの前WBC・IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人が現地12月27日、サウジアラビア・リヤドでノンタイトルのスーパーバンタム級でWBC同級10位セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)を3-0の判定で下した。階級をひとつ上げた転向初戦は冷や汗の勝利となった。

 序盤は中谷の左ストレートからの右アッパー、ジャブなど豊富な手数を放ち、エルナンデスの動きを封じる。2、3ラウンドも中谷が低い姿勢から鋭い左ストレート、左アッパーで顔面を捉える。さらに中谷は足を使って細かいパンチを打ち続け、ゴング前には強い右アッパーを当てる。

 5ラウンドはKO率90%を誇るエルナンデスが前に出てきてパンチを放つが、中谷は冷静にかわしながら主導権を渡さない。6ラウンドもエルナンデスは手数が増え、互いにパンチの応酬が増える。中谷も負けじとボディに強烈な左パンチを打ち込み動きを一瞬鈍らせたが、タフさをみせるエルナンデスはさらに手数を出していく。

 折り返し、手数を減らず前に突き進むエルナンデスが徐々にペースを握る。中谷も細かいパンチを放つが、なかなか強襲できない。9ラウンドは終盤にコーナーを背にしてエルナンデスに連打を食らう。

 10ラウンド以降に相手の頭があたり右まぶたが大きく腫れた中谷。前進の勢いが止まらないエルナンデスの数が増えていき、窮地に追い込まれる場面があったが何とか耐える。中谷も手数を出していくが、決定打には至らない。最終ラウンドも互いが気迫パンチの応酬でKOを狙ったが、ダウンを奪えず。12ラウンドのゴングが鳴り響いた。

 ジャッジ3人の採点は2人がともに115-113、1人が118-110だった。僅差での判定勝ちに中谷は控え目に右拳を握った。
  ボクシング興行『リヤド・シーズン THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI』のセミファイナルとして臨んだ中谷。異名“ビッグバン”のKO劇を地元ファンの前で披露はできなかったが、難敵相手にギリギリで勝利を収めた。連勝を32に伸ばし、メインイベントに臨む世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥へ援護射撃となった。

 なお、プロ戦績は中谷が32戦32勝(24KO)、エルナンデスは21戦20勝(18KO)1敗となった。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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