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MotoGP日本GP FP1|チャンピオン対決の予感? 新旧王者がトップ3占める。負傷抱える小椋藍は18番手

MotoGP日本GP FP1|チャンピオン対決の予感? 新旧王者がトップ3占める。負傷抱える小椋藍は18番手

9月26日、モビリティリゾートもてぎでMotoGP第17戦日本GPのFP1が行なわれた。トップタイムはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。

 日本GPの初日はかなり暑くFP1時点で気温は29度まで上昇。路面温度40度のコンディションで走行が始まった。

 なおFP1の走行が始まって約5分と序盤の時点で、ラウル・フェルナンデス(トラックハウス)とマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)のアプリリア勢2人がターン7とターン11で立て続けに転倒。幸先の悪いスタートとなった。なおベッツェッキはその後、セッション後半にもターン5でクラッシュしており、FP1は散々なモノになってしまった。

 FP1ではバニャイヤが序盤から好タイムをマークしており、1分44秒967で暫定トップタイムとした。タイトルに王手をかけているチームメイトのマルク・マルケスも堅調で、0.2秒差で続いていた。

 セッション終盤はマルク・マルケスとバニャイヤのふたりがトップタイムを更新し合った。さらにホルヘ・マルティン(アプリリア)もっ終盤に一気に自己ベストを縮め、彼らの争いに加わった。

 最終的にFP1で最速となったのは、1分44秒857を記録したバニャイヤ。苦しい時期が続いてきたが、復活の狼煙となるだろうか。2番手はマルティン、3番手はマルク・マルケスと、新旧王者がトップ3に並んだ。

 走り次第でマルク・マルケスの日本でのタイトル決定を遅らせることのできるアレックス・マルケス(グレシーニ)は苦しんでおり、15番手タイムに終わった。

 日本GPではレギュラーライダーの小椋藍(トラックハウス)だけではなく、ホンダから中上貴晶がワイルドカード参戦。日本人が2名も走るグランプリとなった。

 MotoGPクラスでは初の母国戦となる小椋は、前戦サンマリノGPでの転倒の結果、右手指にひびが入る怪我を負ってしまった。日本GPではその負傷を押しての出走となっていて、序盤はトップから約1秒差のラップタイムとなった。

 その後も小椋は周回を重ねると、最後は1分45秒731の18番手タイムでFP1を終えた。

 マシン開発の役目を負って走る中上は、序盤はマルク・マルケスの後ろを走る姿も見られた。タイムは最終的に小椋のひとつ前となる17番手タイムだった。

 母国戦の日本メーカーは、ホンダが好調。ルカ・マリーニ(ホンダ)が5番手タイムをマークし、LCRホンダのソムキアット・チャントラも9番手タイムを記録した。

 ヤマハはファクトリーチームのライダーがより苦しんでいて、ファビオ・クアルタラロは16番手、アレックス・リンスは22番手と下位でセッションを終えた。

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