遠距離恋愛の彼がいると、結婚して彼についていくか、それとも仕事をとるかで悩みますよね。
遠距離恋愛の経験者は、みんな何を決め手として決断しているのでしょうか？
体験談をご紹介しますので、これを参考に結婚をとるか仕事をとるかについて考えてみてください。
1. 結婚を選んだ人の体験談
仕事でミスをした時、彼の支えが心強かった
「彼とは1年ぐらい遠距離恋愛をしていたのですが、仕事もおもしろかったし、結婚して彼についていこうとは思っていませんでした。
でもある時、私は仕事で大きなミスをしてしまったんです。上司から散々叱られて、同僚たちからも白い目で見られるのに耐えきれず、思わず電話で彼に愚痴をこぼしたら、新幹線で2時間かかる距離なのに、なんとすぐに会いに来てくれたんです。
彼の顔を見た瞬間、なんともいえない安心感や愛しさが胸に広がって、『あぁ、私はこの人なしじゃ生きられない』と思いました。それから結婚に気持ちがグンと傾いて、仕事のミスをリカバリーし終えたのを機に退職しました」
↑辛い仕事が頑張れるのも、そばで支えてくれる人がいてこそなのですね。
彼に「仕事は辞めなくてもいいよ」と言われた
「私には学生時代から憧れていた職種があり、努力の甲斐あって、今はやりたい仕事についています。でも就職してしばらくしたら、ちょっと遠いところに転勤になってしまって……地元に残る彼とは遠距離恋愛になりました。
彼と離れているのがあまりにも寂しく、『もう仕事を辞めてそっちに帰ろうかな』と弱音を吐いてしまったのですが、学生時代からずっと私の夢を応援し続けてくれていた彼は『せっかくやりたい仕事につけたのに、辞めるなんてもったいない。離れていても俺がちゃんと支えるから、結婚しよう』とプロポーズしてくれたのです。
今は、平日は仕事を頑張り、週末は彼のところに帰る生活を続けていますが、子どもができたら地元に戻ろうと考えています」
↑離れていても心が通じ合えるなら、結婚か仕事かどちらかを選ばなくても、無理なく両立できるのですね。
2. 仕事を選んだ人の体験談
彼に「専業主婦になって尽くしてほしい」と言われ……
「私はあまり仕事熱心な方ではないので、遠距離で付き合っている彼にプロポーズされたら、ついていくのもいいかなと思っていました。
でも、ようやく念願のプロポーズをされたはいいものの、彼の口から『結婚したら仕事はやめて、俺に尽くしてほしい』と言われ、なんともいえない違和感を覚えたのです。それまでにも、彼に対して『ちょっと俺様なところがある人だな』と感じることは多々あったので、結婚して彼だけの収入で暮らすようになったら、私の意思はとことん無視されてしまうかもとの焦りが……。
結婚に憧れはあったのでかなり悩みましたが、仕事を続けつつ、自分を本当に大切にしてくれる人を探すことに決めました。」
↑彼女に「専業主婦になってほしい」と望む男性には、「自分がしっかり守るから」という人と、「自分に尽くしてほしいから」という人の、2つのタイプがあります。前者なら良いですが、後者の場合はモラハラ被害に遭う可能性も高いので、この女性の直感は当たりだったかもしれませんね。
彼の浮気癖に愛想が尽きた
「付き合い始めてから半年後に転勤になった彼は、遠距離で私の目が届かないのをいいことに浮気を始めました。初めて浮気を知った時はショックでしたが、彼も男だし、離れているんだからある程度はしょうがないと思っていました。
でもある時、友達から『いくら離れていたって浮気しない男はしない。あなたの彼氏は元々そういう人だったんだよ』と言われ、頭をガツンと殴られたような気分になりました。
もうお互いに30代なのでいずれは結婚を……と思っていましたが、友達のおかげで目が覚め、彼と別れて仕事に集中すると決めました。遠距離恋愛は寂しかったですが、彼の本性を知るいいきっかけになったと思います」
↑遠距離になると、彼女の目が届きにくいことで女遊びをする人も出てきます。本当に彼女を愛している誠実な男性はこういうことをしないので、それまで隠していた本性が、遠距離という開放感で露わになるのでしょう。
こういう男性と結婚したら一生女性の影に悩まされるのが目に見えているので、早い段階で決断したことは、きっと正解だったのだと思います。