島の恵みを味わう、天然黒あわびのごほうび煮

3品目に登場したのは【ACS】の「天然黒あわびのクエだし柔らか煮」。ぜいたくにも活あわびを使用し、隠し味には高級で希少なクエの出汁を加えた特製ダレでじっくり炊き上げています。
手がけているのは島の漁師さんとその奥さま。現場を知るからこそ生まれた、素材の良さを最大限に引き出す味わいです。
年明けにあわびの価格が大きく下がる現状を受け、価値を守りたいという想いから開発された1品で背景を知るほどに味わい深さが増します。
うまみを極めた、長崎産天然クエのぜいたく鍋

4品目は、同じく【ACS】の「長崎産天然クエ鍋」。幻の高級魚と呼ばれるクエを、船上で締めてすぐに工場で加工するという鮮度へのこだわりが光ります。さらに低温熟成を施すことで、身はふっくらうまみはより濃厚に。
コラーゲンもたっぷりでまさにごほうび感のある鍋。ポン酢も用意されていましたが筆者的にはまずは何もつけず、そのまま味わうのがおすすめ。クエ本来の深いうまみを存分に楽しめます。
会場には刺身の展示もありましたが試食はなくちょっと残念に思った筆者でした。

