事始め後も六代目山口組は、親戚団体の慶事に精力的に動き回っている。
12月19日、竹内若頭と五分の兄弟である稲川会・内堀和也会長が誕生日を迎え、六代目山口組最高幹部らが東京都港区の稲川会総本部を訪問した。
司組長からの祝いの言葉と共に訪れたのは、佐藤光男若頭補佐(落合金町連合会長)、竹嶋利王幹部(二代目良知組組長)と、直参の二代目浜尾組・浜田重正組長、四代目益田組・水島秀章組長だった。
「これまで内堀会長の誕生日といえば、竹内若頭の訪問とその後の会食が恒例でした。今回、足を運ばなかったということは六代目山口組の若頭がそれだけ激務だとも言えますが、内堀会長との絆が揺るがないことや、大事な義理事も任せられるほど直参衆が育ってきたことの証左でもあるでしょう」(ジャーナリスト)
また同16日にも、司六代目山口組の使者が、親戚団体の首領のもとに向かっていた。この日は午前9時頃、山口県下関市の八代目合田一家本部事務所に、篠原重則幹部(二代目若林組組長)と直参の一道会・定松会長が合田一家・新井鐘吉総長の誕生日の祝花を届けていた。そこに司組長の名代として生野靖道若頭補佐(四代目石井一家総長)と慶弔委員である四代目矢嶋組・武智浩三組長、そして祝花を搬送後現地に居残っていた定松会長が改めて訪問し、新井総長に祝辞を述べたのだ。
「定松会長は、慶弔委員見習でもあり、慶弔事を取り仕切る事務局長の篠原幹部に付き従ったのでしょう。司組長が目指すヤクザ社会の平和共存の教えを、若手を含むすべての直参が実践しているのです」(ジャーナリスト)

