FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースのフリー走行1回目が行なわれ、プジョーの94号車がセッショントップとなった。
夏がまた戻ってきたような、快晴の富士スピードウェイで開幕したWEC富士。90分のセッションが始まると、各車それぞれの走行プログラムに従って走行を重ねた。
セッション折り返しの段階で、上位は意外な顔ぶれ。これまで苦戦が続いていたプジョー9X8の94号車がトップに立ち、93号車がそれに続いてワンツー。さらにはアストンマーティン・ヴァルキリーの009号車、007号車が続いた。
WECの100戦目という記念すべきレースで今季初表彰台を目指すトヨタは、8号車が6番手。7号車は17番手という位置だった。
その後も大きな順位変動はないままセッション終了。プジョーの94号車がセッションのトップとなった。
94号車は1分30秒152をマークしたものの、ハイパーカークラスの多くのマシンが1分31秒台であり、混戦模様である。
LMGT3クラスは、アコーディスASPチームの78号車レクサスがトップ。佐藤万璃音擁するユナイテッド・オートスポーツ95号車マクラーレンは、クラス3番手となっている。

