
今回厳選したスイッチソフトは、もちろんスイッチ2でもプレイ可能。互換機能やスイッチ2版で楽しもう。
【画像】え…っ!「時間が溶ける」「おもしろい」 こちらがスイッチ/スイッチ2で遊びたい“超おもしろソフト”のビジュアルです(4枚)
広く愛される名作や通好みのSF系RPGを厳選!
年末年始は、長めの休みがとりやすい時期です。この貴重な機会に、Nintendo Switch(以下、スイッチ)やNintendo Switch 2(以下、スイッチ2)で遊べる名作を楽しむのも一興でしょう。
8周年を迎えてもなお現役で活躍するスイッチは、長く歩み続けたことで数多くのラインナップを持ち、遊べる作品の数は膨大です。その膨大なタイトル数のなかから、この年末年始に遊んでおきたいオススメのタイトルをお届けします。
スイッチ2はまだ専用ソフトが少ないものの、互換機能のおかげでスイッチ向けのソフトも遊べます。スイッチユーザーも、スイッチ2ユーザーも、今回紹介するタイトルのプレイをご一考下さい。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド/ティアーズ オブ ザ キングダム』
未経験のプレイヤーにマストでお勧めしたいのが、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、BotW)と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、TotK)です。この2作品は物語的に直接つながっているため、遊ぶなら2本通してのプレイを推奨します。
『ゼルダの伝説』シリーズは作品ごとにゲーム性も異なっており、『BotW』では冒険の舞台を広大なオープンフィールドで描きました。ひとつながりの世界なので、桁違いの没入感が味わえます。単に広いだけでなく、探索先にさまざまな出会いや発見が待ち受けており、好奇心に見合った結果がさらに冒険心をくすぐります。
続編にあたる『TotK』は、前作の魅力を受け継ぐだけにとどまらず、新たにクラフト機能を搭載しました。パーツ同士を組み合わせるだけで、高速移動や急上昇、大空を飛ぶことすら可能です。
広がりのある世界を、自分が組み立てた乗り物で駆け巡る。その楽しさは、ハマるプレイヤーが続出したほど。アイディア次第のクラフトで、未知の世界を踏破する楽しさをたっぷりと味わって下さい。
『BotW』と『TotK』はスイッチでも遊べますが、スイッチ2本体を所持しているなら「Nintendo Switch 2 Edition」を選択肢に加えましょう。解像度とフレームレートが向上しているほか、ゲーム連携サービス「ZELDA NOTES」やHDRに対応しており、より良いプレイ体験が味わえます。
『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』
剣と魔法の世界を離れ、SF世界の惑星探索を楽しみたいなら『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』がうってつけです。本作もオープンワールドを採用しており、惑星ひとつがまるごと冒険の舞台になっています。
本作は、定住の地を求めて宇宙をさすらっていた人類が、居住できる惑星「ミラ」にたどり着き、未開の世界への探索に乗り出すSF系RPGです。
まずフィールドに出ると、原生生物のスケール感に驚かされます。身の丈をはるかに超える生物があらゆる場所で闊歩しているため、人間のちっぽけさをこれ以上ないほど思い知らされます。
もちろん強さも見た目にふさわしく、戦いを挑めばあっけなく瞬殺されるレベルです。しかし、ゲームを進めると「ドール」と呼ばれる変形可能な人型兵器に搭乗できるようになり、探索の幅が広がるのはもちろんのこと、強大な原生生物とも渡り合えるようになっていきます。
惑星をまるごとオープンワールド化し、広大なだけでなく探索の密度も高い『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』は、冒険好きなプレイヤーの心を力強く掴んで放しません。
『オクトパストラベラー0』
ドット絵と3DCGを融合させた独自のグラフィック表現「HD-2D」は、懐かしくも刺激的なビジュアルを生み出し、ゲームの描写に新たな可能性を広げました。このHD-2Dを最初に取り入れた『オクトパストラベラー』はシリーズ化を遂げ、最新作となる『オクトパストラベラー0』が2025年12月に登場して話題となっています。
この『オクトパストラベラー0』には、温かみのあるグラフィック、ターン制ながら戦略性の高いバトル、低レベルでもフィールドコマンドによるトライ&エラーで性能の高い武具を入手できるなど、「ちょっとしたズル」も含めたRPGの魅力がこれでもかと詰め込まれています。
また、過酷な状況で幕を開ける最序盤や、人間の欲望と業が散りばめられた展開など、奥深さを持つストーリーも際立っており、物語面の訴求力がプレイ意欲を大きく後押しします。
滅ぼされた故郷の「復興」と、かけがえのない人々を殺した仇への「復讐」。本作の物語を彩るのは一見相反するような行動ですが、全てを忘れることもできず、しかし許すこともできないというのは、非常に人間らしい心境と言えるでしょう。
復興という未来を見つつ、復讐という過去の想いを引きずる主人公の行く末を、プレイヤーの視点でぜひ見届けて下さい。なお、本作はスイッチ2版もあります。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』:
(C)Nintendo
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』:
(C)Nintendo
『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』:
(C)Nintendo/MONOLITHSOFT
『オクトパストラベラー0』:
(C)SQUARE ENIX
