
マンガ「クール便のおせちを置き配(?)で受け取ったお客さんの話」のカット(ゆきたこーすけさん提供)
【マンガ本編】外出したいけど冷凍食品が… そんなときの簡単な解決策とは?
外出したいけど冷凍食品が届くときどうする?
冷蔵の宅配便の受け取り方について描いたマンガ「クール便のおせちを置き配(?)で受け取ったお客さんの話」が、Xで話題となっています。冷蔵で届くおせちの配達を待っていましたが、指定していた時間に少しだけ外出しなければならない用事が。どうにか受け取れないかと考えて……という内容で、読者からは「ちょうど冷蔵品の宅配問題で悩んでいたので、参考になりました」「こういう置き配があるとは!」「私は大きな発泡スチロールの箱に貼り紙をして置いています」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、もと宅配便ドライバーで漫画家・イラストレーターのゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)です。Xやブログ「運び屋ゆきたの漫画な日常」でマンガを発表しています。これまでに『リアル宅配便日記』(KADOKAWA)などの作品を手がけました。11月から、Webサイト『grape』で「新人配達員コータローがお届けします!」を連載中です。ゆきたこーすけさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー「クーラーボックスに入れておいて下さい」という指定は、ご自身が配達員時代にもよくあることでしたか?
何回かは経験がありますが、かなり珍しいと思います。ただ冬場は気温が低いので、「冷蔵品でも宅配ボックスに入れておいて」というご指示ならときどきありました。
ーーおせちやクリスマスケーキのように「遅れないように届ける荷物」を届けるとき、どのような気持ちで配達していましたか?
どんなお荷物でも「ご指定いただいた日時に遅れないように」という点では変わりがありません。ただご不在だったときには、なるべく翌日に持ち越さない方が良いというのがありますので、当日中に再配達できるように、こちらからお電話をしてご都合をうかがったりはしていましたね。
ーー逆に、「これはちょっと困った」という置き配の指定はありましたか?
わりと「あるある」だとは思うのですが、オートロックのマンションなのに「玄関前に置き配」をご指定の場合があります。ほかのお部屋に配達があって中に入れたときに置き配をする場合もありますが、どう判断すればいいのか迷いますね。
ーーご自身が配達員をされていたときと現在で、変化を感じることはありますか?
お客さんが配達員に気を遣って下さるようになった、優しくなったというのは感じます。宅配業の厳しい現状が知られるようになり、お客さんの優しさを感じる場面が増えたのだと思います。
ーーマンガを描き続けるために、普段意識していることや工夫されていることはありますか?
人の話を聞いて取り入れるようにしています。自分の頭のなかだけで作ると狭いものしか作れないので……。僕の場合は読者さんから広く宅配便のエピソードなどをお伺いして、どんどんマンガに取り入れるようにしています。
ーー今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「その手があったか!」という声もありましたが、一方で「おせちに何かあったときに、配達員の責任にならないか?」というご心配の声も寄せられておりました……。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
このマンガは、読者の方からご投稿いただいたエピソードをもとに描いたものです。ちょうど年末でタイムリーだったので採用させていただきました。冷蔵便まで置き配で受け取ろうとする方がいらっしゃるのを知り、それだけ「置き配」が世間に浸透してきたのかな、とも感じました。
