日本女子テニス界に衝撃のニュースが飛び込んできた。
将来のエース候補とし注目されている17歳の園部八奏(そのべわかな)が、12月19日のトレーニング中に左ヒザを負傷。医療機関での検査の結果、「左ひざ前十字靭帯断裂」が判明。診断後に左ヒザ前十字靭帯再建手術を行なわれたのである。
これにより来年1月に開催されるシーズン最初の四大大会「全豪オープン」(1月18日~2月1日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の予選出場は絶望的になった。園部は今年の全豪オープン・ジュニア部門のシングルス優勝者。2月には「ムバダラ・アブダビ・オープン」(WTA500)の予選に主催者推薦で出場して本戦の2回戦へ進出。4月にはITF(国際テニス連盟)ツアー「安藤証券オープン東京」(東京・有明コロシアム/W100)において一般のプロ大会で初優勝を飾った。
そして10月に満を持してプロに転向。直後に開催された「ジャパンオープン」(大坂/WTA250)では初戦で大坂なおみ(当時世界ランキング16位)にストレートで敗れたものの、翌週開催の「東レパンパシフィックオープン」(東京/WTA500)ではチェコの新鋭ニコラ・バルトゥンコワ(同132位)を相手に174センチの長身から繰り出す強打でねじ伏せ記念すべきプロ初勝利を飾った。
そして2024年の最終ランキングは860位だったが、25年の11月までには224位までジャンプアップさせた。まさに驚異的な躍進である。
女子テニス界のレジェンド伊達公子氏も「さらにブレークする可能性は十分にあると思います。将来的には30位、20位に行けるポテンシャルはあるので、それ以上はこれからの積み上げ方次第でしょう」と期待を寄せていた。
園部の所属先であるIMGは復帰の目途として「現時点では明確な復帰時期は定まっておりませんが個人差もありますので、復帰のめどは今後のリハビリの経過を見ながら医師と相談しながら検討してまいります」としている。
これからという所で起きたアクシデントは非常に残念だが、まずは治療に専念して再びダイナミックなプレーをコート上で披露してくれることを願いたい。
構成●スマッシュ編集部
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