2025年12月時点で、54市町村(37市16町1村)から構成される千葉県には、地元に住んでいる人でないと正しく読めないような難読地名も存在します。初めて地名を見たとき「何と読むんだろう?」と首を傾げたことがある人もいるのではないでしょうか。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「地元民しか読めないと思う千葉県の市町村名は?」というテーマでアンケートを実施しました。
千葉県の市町村の中で、「地元民にしか読めない」と思われていたのはどの自治体だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:匝瑳市
第2位は、「匝瑳市」でした。読み方は、「そうさし」です。匝瑳市は千葉県の北東部に位置する、里山の自然が多く残された緑豊かな自治体。海洋性の温暖な気候のため、東京周辺に比べて夏は涼しく、冬は暖かいことが特徴です。また、都心まではJR総武本線の特急で約90分のアクセスです。
匝瑳市は、2006年に「八日市場市」と「匝瑳郡野栄町」が合併して誕生。その地名の歴史は古く、5世紀の終わり頃から6世紀のはじめにかけて当時の豪族が坂東(現在の関東地方)を征した勲功により、朝廷から与えられた土地「匝瑳郡(さふさごおり)」が由来であると、平安時代前期の歴史書『続日本後紀』に記されているそうです。「匝」も「瑳」も日常で見かけることの少ない漢字なので、正しい読み方を知らない人も多いのではないでしょうか。
第1位:夷隅郡御宿町
第1位は、「夷隅郡御宿町」でした。読み方は、「いすみぐんおんじゅくまち」です。御宿町は千葉県の南東にある房総半島の中央部東端に位置する自治体。JR外房線(特急わかしお)を利用すれば、約1時間20分で東京駅にアクセスできます。
御宿町は、1955年に上布施、実谷、七本地区の一部と、浪花村岩和田地区との合併により誕生。その地名は、鎌倉時代に同地を訪れた北条時頼がその景観の良さから宿泊することになり、「御宿せし そのときよりと人とはば 網代の海に夕影の松」と詠んだ歌にちなんでいるそうです。「御宿」は正しく読めても、日常であまり見ない「夷隅郡」を正しく読むのは難しそうですね。

