
千葉ロッテマリーンズ前監督の吉井理人氏が26日、元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏のYouTube『岩本勉チャンネル』に出演。監督在任時に最も後悔した采配を告白した。
■監督在任時に後悔している采配を告白岩本氏から「監督在任時にカーっとなった試合はありますか?」と質問された吉井氏は、2024年のクライマックスシリーズ第2戦を挙げる。
9回裏まで1点をリードしていたものの、益田直也が万波中正に同点ホームランを浴びたことに吉井氏は「先発の種市篤暉をベンチに入れてたんですよ。当初は『この試合で終わらせよう』と思っていて、小島和哉・種市で締めるつもりだったんです。途中で2点差になって、『種市を温存して第2ステージの初戦にいけるな』と試合中に思っちゃった」と語った。
関連記事:新庄剛志監督の日本ハムがCS1stステージを突破した理由を岩本勉氏が解説 「ファンが…」
■「なぜ貫けなかったのか」話を聞いた岩本氏が驚くと、「めっちゃ後悔しています。シリーズが始まる前には、もうプランは決めてたんですよ。それなのに、なぜ貫けなかったのか。しかも結局、負けてしまった」と吉井氏は語る。
また、万波が同点ホームランを打った瞬間の心境には「やってしまったなと。そのために佐々木朗希を初戦に立てて、2戦目は1番いいピッチャーを注ぎ込んで、第2ステージに行こうっていう作戦だった」と悔やんでいた。
関連記事:佐々木朗希、ドジャース移籍の裏で何が… ロッテ前監督・吉井理人氏が経緯を告白「去年のCSで…」
■9回裏1アウトリードしていた2024年のクライマックスシリーズ第1戦は3位のロッテと2位日本ハムとの対戦。マリーンズは初戦に佐々木朗希を立てて勝利し、2戦目も試合を優位に進め、9回裏1アウトまでリードしていた。
ところが抑えの益田が万波に同点ホームランを打たれ、延長に突入。10回裏に澤村拓一が淺間大基にサヨナラヒットを打たれ、敗戦した。続く第3戦は種市が先発するも2対5で負け、敗退となった。
2戦目に種市を投入したからといって勝利したとは限らない。しかし、「予定を変更した」ことは事実のようで、かなり悔しさを持っている様子だった。
関連記事:ロッテ元監督・吉井理人氏、指導で最も苦労した人物に“意外な名選手” 「深い話ができず…」
【今回の動画】吉井氏が後悔している采配を語る関連記事:新庄剛志率いる北海道日本ハムの逆転サヨナラ劇を岩本勉氏が称賛 「強い野球」
■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)