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“万博芸人”たちが振り返るあの熱狂の日々…藤崎マーケット「レイザーラモンさんがフルテンションで盆踊りを…本当にプロです」【万博振り返り座談会】

レイザーラモンはプロの“盆踊ラー”

出典: FANY マガジン
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——パビリオンで共演して、「この人はすごい」と思った人はいましたか?

はじめ 東京から来られるゲストの方がけっこういて、くまだまさしさんや、ですよ。さんは、ピン芸人としてすごい勉強になりました。ステージの前は毎回、サブブースまで来て、モニターでお客さんの位置を確認しながら、「じゃあ、この人に何かしよう」とか決めてはったんで、そういう心構えを万博で勉強させてもらいました。

トキさんでいうと、実はすごい盆踊りを愛してはるというか……。前にフットサルをご一緒させていただいたとき、トキさんがゴールを決めはって、ゴールパフォーマンスで盆踊りしてはりました。

りぴーと めっちゃ好きじゃないですか。

トキ 体に染みついてしまったんでしょう。僕でいうと、レイザーラモンさんはすごいと思いました。芸歴も30年近くで、ああやってフルテンションであの暑さの中でできるって、本当に稀有な存在といいますか、RGさんはずっと歌で盛り上げて、HGさんは真ん中のやぐらの上で三点倒立して、サビと同時に足をパカパカ開いたり閉じたりさせて、この人らやっぱりすごい、そのパワーがすごいなと勉強になりました。

後日聞いたんですけど、僕らは当日に「カラオケ、何歌おうかな」ってなってましたけど、R(RG)さんは、その日歌った歌は翌日には歌わず、明日歌う用の歌を決めてカラオケボックスでひとりで練習して、どれが盛り上がるかっていうのを自分の中で何曲か決めて。大阪やから円広志さんの「飛んで飛んで」(『夢想花』)とか、世界中で歌えるからって『We Are the World』とか、全部決めてきてたらしいです。

木﨑 うわ~。ほんまにすげー……。

トキ プロの“盆踊ラー”です。僕らはそこまでしていなかったので、「すごいな」と思いましたね。本当にプロです。

“おなら芸”のストイックな体づくり

出典: FANY マガジン
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りぴーと 僕らも『SHOW-MONA』ショーっていうので、そこに出演した市川こいくちさんっていう……。

トキ こいくちさん! 出た!

りぴーと プロの“放屁師”の方で。

木﨑 おならの人?

りぴーと 自由自在に屁ができるっていう。毎日ステージが入ってるから、ごはんを食べちゃうと臭いが出ちゃうから、臭いが出るものをいっさい食べないっていう生活をずっと続けていたそうです。

木﨑 えぇ~? じゃあ何を食うの?

ときヲ うどんと、あとはプロテインとかそういうもので栄養摂取して、肉系はまったく食べない。「体から作ってる」って言ってました。その話を楽屋でしてたら、「見してあげようか?」と言われて、ほんまにもう楽屋の裏で、パンツも脱いで見せてくれました。

木﨑 サービス精神、すごい(笑)。

ときヲ いうたら、あれはおならというより、口みたいに、空気を取り込んで出している、みたいな。

りぴーと 口とまったく同じ原理をしてました。

ときヲ 誰でもできるわけじゃなくて、こいくちさんの血筋というか。こいくちさんのおじいちゃんもやってはったみたいです。

トキ “放屁師”の家系があるの!? 遺伝なんや。

木﨑 僕らは一緒じゃなかったんですけど、NONSTYLEの石田(明)さんが1カ月間、ずっとショーをやられていて(『CHALLENGE』)、あれもすごかったですね。しかも、いろんな技をやるんですけど、それに向けて2カ月前から練習されて、体力を付けてられて。それも「プロやな~」と思いましたね。

櫻井 すごかったです。カップの中のサイコロの、すべて同じ目を出す、とかずっと練習されてましたね。

踊っていると“盆踊りーズ・ハイ”になってしまう

出典: FANY マガジン
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——最後に、万博で得た後世に伝えたい教訓や、今後の活動に活かしたいことを教えてください。

木﨑 盆踊りもそうですけど、カラオケイベントとか、歌う機会が多くなりました。だから、1曲は盛り上がる曲を自分で持っておくとか、藤崎(マーケット)さんの「ラララライ」みたいに盛り上がる自分たちの曲を1個作っておくとか、持ち歌があればだいぶデカいです。僕も何か1曲ほしいな、と思います。

りぴーと 僕らは万博から前説の仕事がもう一段増えて、万博の“ニン”(芸人としての個性やキャラクター)が付いたのがありがたかったです。まじで前説では“ベタ”しかウケなくて。ちょっと凝ったことをしたら全然ウケない。前説のコツは“ベタ”、そして“元気”。これが正義です。

愛染 職業柄、落語家は座ってみんなに見てもらうのが当たり前ですけど、万博ではお客さんのところに降りていって、直接交流するというほぼ初めての経験をさせてもうたんで、それがお客さんと仲良くなる、いちばんの近道やと思いました。後世に伝えることは「たまには立って仕事せえ」という感じです。

はじめ なんでリポートをしたことがない、テレビにも出たことのない、劇場のオーディションにも落ちた僕を、万博リポーターに選んでくれたのか聞いたことがあるんです。そしたら、僕は教育大学卒業で一応、教員免許を持ってるんですよ。先生の経験はないんですけど、一応、資格として書いたらそれを見てキャスティングしてくれたみたいで。だから、「資格を持ってたら、何でもプロフィールとかアンケートに書く」ということですかね。何がきっかけになるかわからないので。

ときヲ オレはウワサで「名前で」って聞いたけどな。

トキ 「はじめましてはじめ」で?

はじめ え、そうなんですか?

ときヲ ずっと前にやってた番組で、そのリポーターをやってたのが「おいでやす小田」さんやって、それで……って聞いたで。

はじめ 「はじめましてはじめ」「おいでやす小田」……なんとなく名前が近いから? それなら「小田さんを目指せ」にします(笑)。

櫻井 どっちも、かもしれないですね。

トキ 僕は盆踊りを踊っていると“盆踊りーズ・ハイ”になってしまうんです。獣化してしまうんです。

櫻井 ない言葉をあるみたいに。

トキ “盆踊りーズ・ハイ”で、タマーの丘を1周したり、ベルギー館を1周したりしたこともあったんですけど、ある雨上がりの日、タマーの丘を駆け上って滑落したことがありました。なので「雨上がりの丘は気をつけろ」と。

りぴーと 丘、ないでしょう(笑)。

はじめ どんな教訓なんですか。

トキ ありがたいことに、万博で僕らが盆踊りを踊っているのを見て、「うちの会社でもやってください」という方もいて、営業が入りました。めっちゃいいホテルの一室で、シャンデリアがあって、円卓ひとつをやぐらに見立てて、そのまわりで盆踊りを踊りました。

木﨑 シャンデリアの下で盆踊り(笑)。

トキ NGK(なんばグランド花月)でもこないだ、通常の舞台のネタのあと、最後のあいてる時間に踊らされました。これからどうなっていくかわからないですけど、やってりゃ何かが起こるな、と。

配信元: FANY Magazine

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