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「健康ならリーグトップクラスの選手の1人」自己最多55得点と爆発したレナードをハーデン&指揮官が絶賛<DUNKSHOOT>

「健康ならリーグトップクラスの選手の1人」自己最多55得点と爆発したレナードをハーデン&指揮官が絶賛<DUNKSHOOT>

現地時間12月28日(日本時間29日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズは本拠地インテュイット・ドームでデトロイト・ピストンズと対戦し、112-99で快勝を収めた。

 イースタン・カンファレンス首位の難敵を相手に、会心の勝利だった。一度もリードを許すことなく、最大26点差をつけての完勝。これで今季最長の4連勝を飾り、開幕から完全に出遅れたチームはこれでウエスタン・カンファレンス13位の10勝21敗(勝率32.3%)と、徐々にではあるが着実に成績を上向かせている。

 その立役者となったのがカワイ・レナードだ。フィールドゴール17/26、3ポイント5/10、フリースロー16/17と高確率でショットを沈め、キャリアハイの55得点と大爆発。さらには11リバウンド、2アシスト、5スティール、3ブロックと縦横無尽に暴れ回り、チームを勝利に導いた。

 ゲームを完全に支配したエースについて、タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)はその活躍にこう目を細めていた。

「彼はようやく健康体を取り戻し、十分な出場時間を確保して効果的にプレーできるようになったんだ。健康であれば、彼はリーグでもトップクラスの選手の1人。最近、我々はそのことを実感している」
  この試合でレナードが記録した55得点は、11月22日のシャーロット・ホーネッツ戦でジェームズ・ハーデンが奪った55得点と並んで球団史上最多タイ。そのハーデンは、相棒の超絶パフォーマンスを絶賛していた。

「あんなに効率的で、難なく動いていたのを見ることができて本当に最高だった。本当にスムースだったね。彼は自身が望む場所へ自由自在に動けていた。そして彼が得意とするスポットへ到達したら、あとはもうディフェンダーがいようと関係ない。シュートを決めるだけだった」

 クリッパーズの借金生活は続くが、ウエスト10位のポートランド・トレイルブレイザーズ(13勝19敗/勝率40.6%)とのゲーム差は2.5まで縮まっており、プレーイン・トーナメント進出圏内まで着実に近づいている。

 タレントは揃うだけに、調子を上げてきた今後はどの球団にとっても怖い存在となりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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