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リハビリに励む元世界4位ルネが近況を報告「以前よりもずっと良くなって戻れると確信している」<SMASH>

リハビリに励む元世界4位ルネが近況を報告「以前よりもずっと良くなって戻れると確信している」<SMASH>

2022年の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000)で四大大会に次ぐマスターズ初優勝を経験し、まだ22歳にしてツアー5勝を挙げている男子テニス界の若手有望株、ホルガー・ルネ(デンマーク/元世界ランク4位/現15位)。抜群のテニスセンスを持つ彼だが、成功への道のりが平坦ではないことを、直近の不運なケガによって知ることとなった。

 ルネを悲劇が襲ったのは、今年10月に出場した「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(スウェーデン・ストックホルム/室内ハード/ATP250)でのこと。ベスト4に進出するもユーゴ・アンベール(フランス/現37位)との準決勝で左足のアキレス腱を痛め、途中棄権を余儀なくされた。

 直後にはSNSでアキレス腱を断裂したことを明かし、その翌週には同箇所の手術成功を報告。若さが奏功してか驚異的な回復を見せており、先日には固定具等を付けずに両脚で立ってヒッティング練習を行なった際の映像がネット上で公開され、反響を呼んでいた。

 そんな中でデンマークのテレビ局『TV2』は先頃、リハビリ初期のルネに密着した特集を放送。番組内で22歳は前向きにこう語った。

「以前よりもずっと良くなってコートに戻れると確信している。今は物事をより大きな視点で見られるようになった。何一つ当たり前だとは思わなくなったし、1日1日を大切にするようにもなった」
  しかしキャリアを左右しかねない瞬間を振り返ることは決して容易ではない。負傷したアンベール戦を回顧した際、ルネの目には涙が浮かんだ。

「思い出すたびに鳥肌が立つ。負傷した瞬間、足から『ポン』という音が聞こえたが、その時は何が起きたのか、すぐにはわからなかった。その後の足の感覚はとても奇妙で、まるで何かが欠けたというか、切れたような感じがした。ふくらはぎからアキレス腱まで、全くつながっている感覚がなかったから、『これはまずい』と思った。あの瞬間を振り返るのは本当につらい」

 一瞬の不運で起きたことだとは思えず、負傷後は「なぜこんなことが起きたのか、自分自身に問いかけた」とルネ。そこで学んだのは、「自分の身体の声を聞くこと」だった。デビスカップ(国別対抗戦)、レーバー・カップ(男子団体戦)、東京(ATP500)、上海(ATP1000)、ストックホルムとシーズン終盤に組んだ無理なスケジュールが、深刻なケガにつながってしまったと振り返る。

「時には自分が心身共にどういう状態にあるかを考えなければならない。完全に消耗している時は、1週間から1週間半の休養が必要だということを今回の苦い経験から学べた」

 今年8月、ルネは1人の“強力なサポーター”を得た。過去にノバク・ジョコビッチ(セルビア/現4位)やヤニック・シナー(イタリア/同2位)といったトップ選手を支えた実績を持つフィットネストレーナーのマルコ・パニチ氏を招聘したのだ。名トレーナーと共に歩む22歳の復帰ロードを静かに見守りたい。

文●中村光佑

【動画】立ってボールを打つまでに回復したルネの練習風景

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配信元: THE DIGEST

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