「なめぜ」のおにぎり
今回入手した「なめぜ」の原材料は国産大麦、新潟県産大豆、佐渡産米こうじ、塩。あくまで筆者が調べた範囲では、なめぜを販売している場所がけっこう少なかった。
製造元の塚本こうじ屋で購入しようとしたところ、人気なのか売り切れ。近隣の商店でも売っていると女将さんに教えてもらい、「みなと四十物屋 あいもんや」で購入した。
「なめぜ」を開封して驚いた。
きわめて芳醇な発酵した薫りが広がる。
しかしながら、どぎつい酸っぱさのある薫りではなく、むしろ逆。
旨味が濃そうな、濃度高めの芳醇さ。
大豆が粒のまま残っているところが心を躍らせる。
そうだ、味噌を手作りしている家庭、昔は大豆が粒のまま味噌に残っていることがあった。
かなり薫りが強い。
でも心地よい、懐かしささえ感じる薫り。
その味、極めて風味絶佳。
食べた瞬間に味覚と嗅覚を「グァン!」と包み込む芳醇さ。
いや、何度も芳醇芳醇と言っているが、まさに芳醇が具現化したかのような奥深いテイスト。
これ、最強・最高のおにぎりの具なのではないか。
薫りについては人を選ぶかもしれないが、この薫りこそが魅力でもある。
<なめぜおにぎりの評価>
旨味: ★★★★★
薫り: ★★★★★
芳醇: ★★★★★
甘味: ★★★★★
塩味: ★★★
佐渡島には知られざる具材が眠っている
グルメの宝庫ともいえる新潟・佐渡には、ごはんやおにぎりのおともとして素晴らしい具材が数多く存在する。佐渡島にまったく詳しくない筆者でさえ、短時間でいくつもの「ごはんのおとも」に出会い、その奥深さに感動した。
佐渡島には、まだまだ知られざる具材が眠っているかもしれない。いや、絶対に眠っている。家庭でしか食べられないグルメもあるはずだ。今後も全国の知られざるグルメを追求していきたい。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
