
【ヒットモノ大賞2025】累計100万台突破!パナソニックの「ボディトリマー」が男の必需品になった理由。誕生秘話に迫るの画像一覧
「累計出荷台数100万台突破」。 この数字が示す通り、いまや男性の体毛ケアは一部の人のものではなく、一般的な身だしなみとして定着しました。 そのブームを牽引し続けているのが、パナソニックの「ボディトリマー」です。 なぜこれほどまでに売れ続けるのか? MonoMax「2025年ヒットモノ大賞」メンズ美容部門に輝いた名品の秘密を、担当者に直撃しました。
【メンズ美容部門 大賞】時代の流れをとらえた洞察力とハイレベルな技術の黄金コラボ

パナソニック
ボディトリマー ER-GK83
¥13,200(パナソニックオンラインストア)
問い合わせ:パナソニック理美容商品ご相談窓口 TEL:0120-878-697
胸やワキ、指や脚から、VIOゾーンまで全身のムダ毛が剃れる。カットする長さを調整できる長さ揃えアタッチメントや、デリケートゾーンでも優しくお手入れできる肌ガード アタッチメントも付属。一回の充電で約50分使用可。
アタッチメントを装着せずに使用するときは約 0.1mmの短さまで剃れる。35mmのワイド構造は一度に多くの毛を剃れるので、体毛が多い部分も楽ちんだ。
ヘッド部分はV字の形状を採用。従来のカミソリでは剃りにくい部分にも刃が届き、お手入れができる。いろいろな持ち方ができるI字型のボディも使い勝手がいい。
PX7の防水設計によって本体まるごと水洗いが可能。刃の後ろ側から水を流して洗えるウォータースルー洗浄は、刃を外さずに毛くずを洗い流せて手間いらず。
刃先を丸く加工したガード刃が肌に優しく触れ、カット刃が直接肌に触れず毛だけを剃る構造。高度な技術でガード刃を極力薄く加工することで約0.1㎜の短さで毛を剃れる。
初代担当者の強い意志が大ヒットを生み出した

パナソニック株式会社
メンズグルーミング商品企画課:飯島 諄さん
男性用のバリカンやシェーバーなどの商品の企画開発が業務。現在はボディトリマーの企画開発を担当する。

パナソニック株式会社
パーソナル国内マーケティング課:五嶋善晃さん
ボディトリマーをはじめ男性向けの理美容家電商品の国内マーケティングを担当する。
パナソニックのボディトリマーは2025年4月、累計出荷台数100万台を突破!6月に発売した新機種も前機種と比較して前年比2ケタ増と好調だ。初号機の発売は2017年。なぜ今、ヒットしているのだろう?
「ボディトリマーは、2012年ごろ海外のお客様に向けて企画の検討が開始された製品です。当時、海外ではすでに男性がVIOゾーンを含め体毛ケアをするのは一般的でした。当時の企画担当者は遠からず日本でも体毛ケアが広まると確信し、製品化を進めたという経緯があります」(飯島さん)
企画検討開始から5年後、ボディトリマー初号機が発売されると1年で計画の2倍というヒット。その要因は潜在的ニーズの掘り起こし、そして、競合を圧倒する高い基本性能だ。
「ボディトリマーの一番の特徴は、刃の切れ味のよさと肌への安全性の高さです。なるべく短く剃りたいけれど極力肌が傷つかない構造にするのにすごく苦労したと聞いています。また、完成した刃の性能・機構がとても優れていたため、刃の部分は現行機種に至るまで変えていません」(五嶋さん)
その後のボディトリマーのヒットは前述の通り。大ヒットの要因は?
「初号機は発売当初から『これでVIOケアをしよう』というメッセージを押し出しました。それがお客様に響いて市場ができたので、やはり当時の担当者の見立てが素晴らしかったことにつきると思います」(五嶋さん)
新機種が好調な理由は?
ユーザー層は20代が最も多いと五嶋さん。「メイン層より使用率は下がりますが、最近は40代までボディトリマーのユーザー層が広がっていると感じます」と語った。
「体毛ケアをする男性が増え、需要が高まったのは確かです。ですが、それによって競合も増えました。その中で売上を伸ばしたのは、ボディトリマーの性能の高さが信用されているからではないでしょうか」(五嶋さん)
「これからもより多くの方が安全に体毛ケアできる製品を作れればと考えています。体毛ケアに興味がない方もいらっしゃると思うので、あくまでライフスタイルの選択肢のひとつとしてご提案できればと思います」(飯島さん)
取材・文/金山 靖 撮影/大村聡志
