ここ数年、年末の楽しみといえばウイスキー『山崎』のハイボール缶である。2023年に登場してからというもの、毎年出してくれている。
ちょうど手元に昨年(2024)末入手した『サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉』がある。今年(2025)の『サントリープレミアムハイボール山崎〈芳醇な香りと奥深い余韻〉』と比べつつ飲んでみたい。
・ジャパニーズウイスキーの人気について
ジャパニーズウイスキーの人気はすさまじく、常に品薄、定価より随分高額で販売されている場合もある。かつてはチェーンの居酒屋でも、そのほかのアルコールと変わらない値段でハイボールにして販売されていたと記憶しているが、時代は変わった。
そうは言うものの少し落ち着いてきたのか、最近(2025年12月末現在)は店頭に正規の価格でボトルが並んでいるのを、時おり見かける。つい先日も、コンビニにサントリーの『知多350ml瓶』が並んでいた。はじめて目にした日から数日間、並んだままだったので記者も購入した次第である。
もうそろそろ、この調子で気軽に買えるようになってほしいものであるが、どうだろうか。勝手にそう遠くない未来であるように予想しているが、現状はまだ手に入れにくい。そんな時にありがたいのが、こちらのハイボール缶だ。
2025年12月23日に発売されたばかりの『サントリープレミアムハイボール山崎〈芳醇な香りと奥深い余韻〉』。自分へのクリスマスプレゼントだと販売されてすぐ購入し、楽しみにしていたのだが、なんと風邪をひいてしまい、しばらくお預けを食らう羽目になってしまった。きっと、楽しみにし過ぎたのだろう。
それはさて置き。場所によってはこちらの缶、大人気で手に入れ辛いとも聞くが、記者の最寄ではそうでもなく。夏に発売された「白州ハイボール缶」も、都会では争奪戦だったようだが、こちらでは長い期間コンビニで販売されていた。
(記者の最寄では)飛ぶようには売れていない理由のひとつに『サントリープレミアムハイボール山崎〈芳醇な香りと奥深い余韻〉』の価格があるだろう。なんとこちら、1本825円するのだ。安い缶酎ハイであれば7本は買えてしまう値段だ。
『サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉』が希望小売価格で1本税別600円だったので、100円ちょっと上がっているとみられる。今年は結構強気な価格設定と言えるだろう。
とは言え、こちらの缶は氷を入れたグラスに注いで飲むタイプのものなので、コップ2~3杯分はあるのだ。そう思うと、あの『山崎』であるし、このくらいの値段が妥当な気もしてくる。ふたつを飲み比べてみるとしよう。
・比べてみたところ
『サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉』(2024)と『サントリープレミアムハイボール山崎〈芳醇な香りと奥深い余韻〉』(2025)いずれも、山崎蒸溜所で蒸溜された原酒のみを使用したハイボール缶だ。
手元にある2024年缶は、すでに賞味期限が切れてしまっている。故に厳密な味の比較とまではいかない点を、了承いただきたい。それではまず2024年缶を、氷を入れたグラスに注いでみる。山崎特有の、どっしりとした香りが心地よい。
口に入れるとガツンとした重みと、スモーキーさ、華やかさのある香りが鼻を抜ける。ウッディさが舌に残り、少し酸味が感じられるだろうか。うん、相変わらず山崎は美味しい……!!
次に出たばかりの2025年缶だ。2024年缶同様に「スパニッシュオーク樽原酒」由来であるが、そこに「高酒齢ミズナラ樽原酒」がアクセントとして加わっていることが大きな違いだ。
やはりこちらも、どっしりとした香りで口に入れるとまた、重みある味わい。発売したてということもあってか、2024年缶よりも香りが一気にふわっと広がるような気がしたが、比べなければわからないレベル。
スモーキーさ、ウッディさもあり、まさしく『山崎』といった味。まろやかな余韻が残り、じんわりと体に染みわたっていくような感覚がした。ハッとするような大きな違いはないものの、味や香りなどそれぞれにちょっっっっとずつ違うようだ。
いずれも、とにかく味わい深く、日本に生まれたことに感謝したくなるほど。やっぱりサントリーのウイスキーは最高だ。しかも、あの『山崎』のハイボールをこうも手軽にいただけるだなんて。
はじめは「今年は800円か……」と思っていたが、納得の味わいである。飲み終えてすぐ近所のコンビニへ走り、追加でそこそこ購入してきた。年末年始は『ハイボール山崎』を楽しみに、過ごしたいと思う。
参考リンク:サントリー プレミアムハイボール
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
