分析データから見えてきた最新スイング③
「時間」で飛距離を伸ばすことができる!

左:ダウンスイング 0.218sec、右:ダウンスイング 0.274sec
左がプロ、右が一般アマチュアのアイアンショットのスイングデータ。プロはバックスイングからトップまでに0.786 秒、トップからインパクトまでは0.218 秒の時間をかけ、ヘッドスピードは41.5m/ 秒。アマはトップまで1.229 秒、インパクトまでは0.274 秒でヘッドスピードは34.0m/ 秒。
体格や筋力以上にヘッドスピードに差が出ているが、その原因のひとつはバックスイングの早さの違い。ていねいにバックスイングを上げてもメリットがないどころか、速く上げたほうがメリットが得られることをこのデータが示している
誰でも1ヤードでも遠くへ飛ばしたいと思っていますよね。そのためにクラブを替えたり、シャフトを替えたりするわけです。それもひとつの方法で、間違いありません。自分に合う道具を使えば、飛距離は伸びます。まさに、お金で飛距離は買えると言っても過言ではないのです。
それについては、フィッティングのできるプロショップやメーカーのラボなどを利用してください。そうではなくて、お金かけずに飛距離を伸ばすなら……。その方法もあるのです。バックスイングからインパクトまでに費やす時間を短くする。バックスイングからトップ、そして切り返してインパクトまで。
そこまでの時間を短くしたほうが、飛距離を出すには有利だということもGEARSのデータで出ているのです。もちろん、例外はここにもあるのですが、大多数はそうです。時間が短い、ということは、それだけスピードが速くなっているということですから、飛距離につながるわけですね(それと比例して失敗も多くなるのがたまにきずではあります。いいことだけではありませんね)。
スピードは時間です。時間の短縮が飛距離アップに。ただし、速く振るということは、その速さに自分の体の反応も合わせなければいけないということでもあります。
いかがでしたか? ぜひ、解説を参考にして練習してみてください。

解説=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/1980年生まれ。スイング解析システム「GEARS」や弾道測定器「フライトスコープ」など最先端の機器を駆使した指導に定評のあるツアーコーチ。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」でレッスン活動も行う。ノビテック所属。

YouTube チャンネルーーーby 奥嶋誠昭
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