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突き抜ける酸っぱ辛さ! 名店『くじら』のポークビンダルーは高円寺らしさ全開の超個性派 / 第3回:ポークビンダルー修行

突き抜ける酸っぱ辛さ! 名店『くじら』のポークビンダルーは高円寺らしさ全開の超個性派 / 第3回:ポークビンダルー修行

・高円寺へ

で、今回私が訪れたのは高円寺の『カリーショップ くじら』というお店。読者の方に「美味しいポークビンダルーのお店を教えて下され!」とお願いしたところ、お寄せいただいたうちの1つである。

調査によると『くじら』は過去5回も「食べログ100名店」に輝いているそう。レギュラーメニューのカレーは3種類で、そのうちの1つがポークビンダルーのようだ。

というわけで、JR高円寺駅すぐそばの「大一市場」の1階にあるくじらへ。ポークビンダルーは1人前1200円で、メニュー表には「ヤミツキになる酸っぱ辛さ」と記されていた。

注文からほどなくして現れたポークビンダルーは、サラサラのバスマティ米と同じくサラサラのルー。そこに角煮チックな豚肉がのっている。見た目はいかにも「スパイスカレー店のカレー」といった感じだ。

・瞬発力

さっそく食べてみると……おお! かなり酸味が強い!! ファーストコンタクトは旨味と酸味の合体攻撃で、ド派手なインパクトがある。……と思いきや、それ以上に辛さがブワッと来やがった! ウホホーーー!!

その辛さは鮮烈で、一般的な辛さのレベルで言えば「激辛」までは行かなくても「大辛」は確実にある。かなり強めの酸味を忘れかけてしまうほど、後からやってくる辛さが最も心に残った。

また辛さの効果でバスマティ米を甘く感じる効果があり、同様に別茹で(?)された豚肉の旨味もしっかり伝わって来る。ただでさえポークビンダルーは個性的なカレーであるが、くじらのそれは「そこからさらに尖ったポークビンダルー」という印象だ。

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