2025年は様々なお笑い賞レースで盛り上がったが、近年のお笑い界では「大学お笑い」出身の芸人が激増している。
ラランドのサーヤとニシダの2人は、上智大学のお笑いサークル出身。令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリは慶應義塾大学のお笑いサークル出身で、真空ジェシカの川北茂澄は同じサークルの先輩だ。そして川北の相方であるガクは、青山学院大学のお笑いサークル出身。2025年R-1グランプリ優勝者の友田オレは早稲田大学のお笑いサークル出身…と枚挙にいとまがない。
実は今、関西で勢いを増しているのが、大阪芸術大学「落語研究寄席の会」のOBだ。
「2019年『M-1グランプリ』王者・ミルクボーイの内海崇と駒場孝(2004年入会)、2016年『キングオブコント』のファイナリスト・ななまがりの森下直人と初瀬悠太(2005年入会)、2021年の『キングオブコント』王者・空気階段の鈴木もぐら(2007年入会)、2021年の『THE W』に優勝したオダウエダの植田(2010年入会)が大阪芸大の落研OBです。なお、ななまがりの森下は2020年の『R-1グランプリ』でも決勝戦に進んでいます」(芸能ライター)
そんな彼らが大阪芸大落研の先輩としてリスペクトしているのが、2025年の「ぐるナイ年越しおもしろ荘!」で優勝し、「M-1グランプリ」で準決勝進出したネコニスズの舘野忠臣だという。
「2001年に入会した舘野は、ずっと落語だけだったサークルで同級生とコンビを組んで漫才を始め、外部のインディーズライブにも参加。それまで関西にはほとんどなかった学生お笑いの原型を形成したレジェンドだといいます。最近はキモかわいい赤ちゃんキャラでの舘野ですが、当時はセンス系でかっこよかったそうで、舘野の今の姿に後輩たちは複雑な気持ちを抱いています」(前出・芸能ライター)
今の大阪芸大落研の始祖が舘野というわけだが、今後も新たな芸人を輩出するのかどうか。
(鈴木十朗)

