2025年シーズン、ア・リーグ東地区最下位に沈んだボルティモア・オリールズにとっては、不本意な1年となったものの、世界王者ロサンゼルス・ドジャースを相手に、奇跡的な展開で勝利をもぎ取るゲームもあった。球団専門メディア『CAMDEN CHAT』が振り返っている。
12月29日のトピックの中で、同メディアが今季の印象的な瞬間として挙げているのが、現地時間9月6日に行なわれたオラクル・パークでの一戦だ。ドジャース先発の山本由伸に9回2死まで無安打無得点に抑えられながら、ジャクソン・ホリデーの本塁打で大記録達成を阻止すると、続いて登板した救援陣からも得点を重ね、4対3でオリオールズが逆転サヨナラ勝ちを収めた。
同記事では日本人右腕に抑えられていたゲーム終盤までの内容について、次のように回想している。
「試合はドジャースが楽に勝ち切るかに思われた。ヤマモトはなおも圧倒的だった。7回を完璧に抑え、8回も同様だった。実際、彼は最後のアウトを取る直前まで、1本のヒットも許していなかった。残るはジャクソン・ホリデーを抑えるだけ。成績欄には3打数無安打。簡単な仕事に見えた。――だが、そうはならなかった」
2死からホリデーに本塁打が飛び出した直後、ドジャースはブレイク・トレイネンがマウンドに。しかし、長打や四死球ですべての塁を埋めてしまい、替わったタナー・スコットがエマヌエル・リベラに安打を打たれ敗戦。オリオールズナインは劇的な勝利を飾り、ファンの記憶に刻まれる夜を演出した。
同メディアは、序盤から山本に封じられていた打線のパフォーマンスや、守備面でのミスなども指摘し、「この試合は、オリオールズが最高の出来を見せた一戦ではない」と評しながらも、「しかし、あの9回は、スポーツを見る価値がどこにあるのかを凝縮した時間だった」などと主張。そのうえで、「ドラマ、努力、歓喜。そのすべてが詰まっていた。26個の苦しいアウトを耐え抜いた末の見るに値する、信じがたい結末だった」と印象を綴っている。
また、土壇場で放たれた殊勲の一発をフォーカスし、「ホリデーが一振りで物語を書き換えた」と若き主砲の大仕事を称賛。オリオールズにとっては、低迷が続いたシーズンとなったが、この日の出来事は2025年のハイライトのひとつとして、長く語り継がれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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