2024年パリパラリンピックの車いすテニス・男子シングルスで金メダルを獲得した小田凱人が12月30日、自身のSNSを更新。25年の終わりに自身の胸中を赤裸々に明かした。
小田は「今年はマジで駆け抜けた ファンの皆さん応援ありがとうございました」と感謝を記し、「2026はもうティーンネイジャーっておれの武器みたいなのが無くなる」と車いすテニス界の全豪オープン(2024年)、全仏オープン(23、24、25年)、全英オープン(23、25年)、全米オープン(25年)と車いすテニスでは史上3人目となるキャリア・ゴールデンスラムを達成するなど、栄冠を手にしてきたことに触れた。
そのうえで、「これまでのスポーツ選手の成功者道を自分が通るだけで終わったら何の意味も持たないなって思った」と、今後の在り方に疑問を投げかけた。
さらに世間に対する率直な思いを告白。「メディアはいつだって足が悪いってことフューチャーして僕らに健全なイメージをつけようとするし世間もそのよくある感動ストーリーを欲しがる。俺がそれに旨味を感じて全部の仕事のオファーを受けてれば今頃見えてた景色も違ってたのかな」と本音を吐露した。
しかし、小田はきっぱりと否定。「それが世界を変えるかって言われたら違う。何回も言ってるけど本当に世界を変えたい」と強調した。
続けて、小田は「文句を言いたい訳じゃないし尖りたいとかでもない。なりたくもないのに足悪くなって車いす乗る人が足悪くもない普通の人に車いすに乗りたいって思わせれるかが俺の使命。これがほんとのダイバシティ(多様性)なんじゃない?」と主張した。
理想の実現が容易ではないことも、本人は十分に理解している。「甘くないし、風当たりも強くなる」と覚悟を示しつつ、「来年からは新たな挑戦に挑む」と宣言。最後は「皆さん、良いお年をお迎えください」と綴り、締めくくった。
来年20歳の小田はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。引き続き注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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