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「小学生が風呂で」 BPOに厳しい意見が来た深夜アニメ 本当に問題だった?

「小学生が風呂で」 BPOに厳しい意見が来た深夜アニメ 本当に問題だった?


自身の父になりすます吉良の正体を早人が暴くことができるのかも注目なアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』ビジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会

【画像】え…っ? 「原作通りだけど」「今じゃアウトか」 こちらが『ジョジョ』4部の「出しちゃった」キャラです

風呂場とはいえやりすぎでは…

 深夜アニメは表現の自由度が高いものの、時に視聴者の想定を超える描写が物議をかもすこともあります。なかには、残虐表現や性的なニュアンスを含むシーンが放送されたことで、「放送倫理・番組向上機構(BPO)」に意見が寄せられた作品もありました。

 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、荒木飛呂彦先生のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』のシリーズ第4部を映像化した作品で、2016年に放送されました。個性的な能力を持つ「スタンド使い」たちの戦いと、一見普通の町の日常のなかに潜む異常性を描いた物語として、高い人気を集めています。

 そんな同作の第34話では、スタンド使いではない普通の小学生の「川尻早人」と、彼の父親になり替わっていた殺人鬼「吉良吉影」が、自宅の風呂場で対峙する場面が描かれました。緊迫した攻防が続くなかで、原作通り早人の性器が露わになったシーンが放送されます。

 この回の放送後、2016年11月にBPOへ寄せられた意見のなかには、「深夜のアニメ番組で、小学校高学年くらいの男児キャラクターの性器を何度も描いていた」「乳児や幼児ならともかく、社会通念から外れているのではないか」といった指摘がありました。作品名は明示されていなかったものの、内容から同話を指しているもの考えられています。

 そのほか、2017年10月から放送されたアニメ『いぬやしき』(原作:奥浩哉)では、はっきりと残酷なシーンが相次ぎました。本作は、宇宙人が起こした事故によって機械の身体に変えられた初老の男性「犬屋敷壱郎」と、高校生の「獅子神皓」が、同じ力を手にしながらも正反対の道を歩んでいく姿が描かれています。

 とりわけ物議をかもしたのは、放送開始直後の第2話でした。獅子神が自らの力を試すかのように、無関係な一般家庭に侵入し、指から放つ攻撃によって住人を次々と殺害する場面が描写されたのです。抵抗するすべもない家族が標的となり、幼い子供まで命を落とす展開は、原作に忠実な表現ですが、視聴者に強い衝撃を与える内容でした。

 同時期にBPOへ、「アニメ番組で、知らない家に侵入して、家族を次々に殺すというシーンがあった。見ていて残酷で不快だった」「深夜の時間帯といえども、録画などで子供たちが見てしまうと悪影響を及ぼすのではないかと心配だ」といった視聴者の意見が寄せられています。これに対しネット上では、BPOの意見に賛同の声もある一方、視聴管理は家庭の問題とする意見もあがり、賛否が巻き起こりました。

 また、2013年に2シーズンにわたって放送されたサンライズ制作のオリジナルロボットアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』では、気まずい場面が話題になっています。本作は、人類の多くが宇宙へ移住した時代を舞台に、中立国家「ジオール」の学生たちが独立を掲げ、巨大国家同士の争いに巻き込まれていく物語です。

 作中で主人公「時縞ハルト」が搭乗する巨大ロボット「ヴァルヴレイヴ」は、高い戦闘能力を持つ一方で、重大な副作用をもたらす兵器でした。その代償として、操縦者は人間性を失い、吸血鬼のような超常の力を持つ「マギウス」へと変質してしまいます。

 第10話では、マギウスになったことの影響が顕著に表れ、精神的に追い詰められたハルトが、元アイドルの経歴を持つ女子生徒「流木野サキ」の衣服を引き裂き、彼女と肉体関係を持ってしまうのです。放送当時は、そのシーンを家族と一緒に見て、気まずい空気を味わったという視聴者もいました。

 性的行為を連想させる演出や未成年キャラクターが関与する点が問題視されたのか、2013年6月にはBPOへ「未成年者の性交の描写があった。アニメとはいえ、地上波でのこうした描写は控えるべきではないか」と、本作へのものだと思われる意見が寄せられています。

配信元: マグミクス

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