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【どこよりも早い2026ドラフト候補ランキング│1~10位】山梨学院・菰田、横浜・織田を抑えてトップに立った本格派右腕は...<SLUGGER>

【どこよりも早い2026ドラフト候補ランキング│1~10位】山梨学院・菰田、横浜・織田を抑えてトップに立った本格派右腕は...<SLUGGER>

2025年のドラフト会議が終わってまだ3ヵ月も経っていないが、各球団のスカウトたちは早くも次のドラフトへ向けて動き出している。年間400試合以上アマチュア野球を取材するスポーツライターの西尾典文氏が、2026年ドラフト候補の最新ランキングを選定した。果たして1位となったのはどの選手だろうか。

【表】2026ドラフト候補ランキング最終版1~50位一覧(1月1日時点)

▼10位:末吉良丞[投手・沖縄尚学高]
(すえよし・りょうすけ/左投左打)
将来像:大隣憲司(元ソフトバンク、ロッテ)
 入学直後から注目を集めている九州、沖縄を代表するサウスポー。昨年夏の甲子園は先発、リリーフのフル回転でチームを優勝に導き、2年生で唯一、U-18侍ジャパンにも選出された。たくましい体格を生かしたぶれの少ないフォームで、140キロ台中盤のストレートをコーナーにしっかり投げ分ける。鋭く変化するスライダーとブレーキのあるチェンジアップも一級品だ。昨年秋は疲労もあってわずかな登板に終わったが、春はさらにスケールアップした姿を見せてもらいたい。
タイプ診断:#甲子園優勝投手 #スーパー1年生

▼9位:高部陸[投手・聖隷クリストファー高]
(たかべ・りく/左投左打)
将来像:東克樹(DeNA)
 末吉と並んで今年の高校球界を代表するサウスポー。1年秋から不動のエースとなると、2年夏の静岡大会では5試合に登板するフル回転の活躍でチームを初の甲子園出場に導いた。体はそれほど大きくないが躍動感は抜群で、内角に狙って速いボールを投げられるのが持ち味。球種によってフォームが変わらず、制球力の高さも魅力だ。既に大学進学が濃厚という噂だが、プロ志望に転じれば1位指名も狙えるだろう。
タイプ診断:#先発タイプ #進学濃厚
 ▼8位:丹羽涼介[投手・市立和歌山高]
(にわ・りょうすけ/右投右打)
将来像:種市篤暉(ロッテ)
 将来性の高さが魅力の近畿を代表する大型右腕。昨年春の選抜高校野球では優勝した横浜高校を相手にリリーフで6回2/3を投げて1失点、8奪三振の好投を見せて一躍注目を集める存在となった。軸足にしっかり体重を乗せてからゆったりとしたモーションでバランス良く腕を振ることができ、140キロ台中盤のストレートと鋭く変化するスライダーが光る。秋の近畿大会では初戦で大阪桐蔭に敗れて2年連続の選抜出場は絶望的となったが、8回を投げて自責点は1とさすがの投球を見せた。
タイプ診断:#縦の変化球 #センス◎

▼7位:牟礼翔[外野手・九州国際大付]
(むれ・しょう/右投右打)
将来像:多村仁(元横浜など)
 今年の高校球界を代表するスラッガー。入学直後から中軸に定着すると、1年夏の福岡大会でいきなり2本塁打を放って注目を集めた。昨年秋の九州大会、続く明治神宮大会でも一発を放ちチームの優勝に大きく貢献。リストの強さとヘッドの走りは抜群で、軽く合わせたようなスイングでもスタンドに届く長打力は圧倒的なものがある。厳しいマークの中でもファーストストライクから仕掛けられる積極性も魅力で、センターの守備と脚力も及第点と言えるレベルだ。大砲候補として選抜高校野球でも注目を集めることは間違いないだろう。
タイプ診断:#スーパー1年生 #大砲候補

▼6位:有馬伽久[投手・立命館]
(ありま・がく/左投左打/愛工大名電高)
将来像:隅田知一郎(西武)
 関西学生リーグを代表する本格派サウスポー。高校時代からセンスの良さは光るものがあったが、大学でも順調にレベルアップを果たしている。好調時のストレートは150キロに迫るスピードがあり、サウスポーらしいボールの角度も魅力だ。ストレート以上に光るのが変化球で、特に140キロ台で鋭く落ちるツーシームで面白いように空振りを奪う。昨年秋の明治神宮大会では大会記録となる10者連続三振も記録した。
タイプ診断:#魔球 #ドクターK
 ▼5位:宮原廉[投手・近畿大]
(みやはら・れん/右投右打/崇徳高)
将来像:吉村貢司郎(ヤクルト)
 有馬と並んで関西学生野球で注目を集めている本格派右腕。3年から先発に定着すると春は3勝0敗、秋も5勝0敗と見事な成績を残した。少しテイクバックの大きいフォームだが、肩の可動域が広く、高い位置からスムーズに縦に腕をふることができ、150キロ前後のストレートは角度十分。鋭く落ちるスプリットと横に滑るカットボールも光る。12月の大学日本代表候補合宿ではシート打撃で打者4人をパーフェクト、3奪三振と圧巻の投球を見せた。
タイプ診断:#赤丸急上昇 #ボールの角度◎

▼4位:渡部海[捕手・青山学院大]
(わたべ・かい/右投右打/智弁和歌山高)
将来像:長打力のある坂本誠志郎(阪神)
 今年の大学球界を代表する強肩強打のキャッチャー。膝と足首を柔らかく使えるフットワーク、巧みなハンドリングを生かしたキャッチング、捕球から送球までの流れがスムーズなスローイングの全てが一級品で、ボールの勢いも年々アップしているように見える。打撃もパワフルで、ここ一番で長打、ホームランを放つ勝負強さも魅力だ。高校では夏の甲子園優勝、大学でもリーグ6連覇と全国大会優勝4回と常にチームを勝利に導いてきた実績は見事で、正捕手候補が欲しい球団は真っ先に指名する可能性も高いだろう。
タイプ診断:#勝てる捕手 #大学ナンバーワン

▼3位:菰田陽生[投手兼一塁手兼三塁手・山梨学院高]
(こもだ・はるき/右投右打)
将来像:投手としては山下舜平大(オリックス)、打者としては杉本裕太郎(オリックス)
 投手としても野手としても日本人離れしたスケールが魅力の大型選手。昨年春のセンバツではリリーフで152キロをマークすると、続く春の関東大会でもストレートのみで8者連続三振を奪う快投を見せた。少し腕が遅れて出てくるフォームでタイミングをとるのが難しく、194㎝の長身でマウンドからホームまでが短く見える。打者としても軽々とセンターに放り込む長打力は高校球界でも屈指だ。夏に右肘を痛めた影響で秋は本来の投球ではなかっただけに、今年のセンバツでは完全復活に期待したい。
タイプ診断:#スケール◎ #二刀流▼2位:織田翔希[投手・横浜高]
(おだ・しょうき/右投右打)
将来像:才木浩人(阪神)
 高校No.1の呼び声高い大型本格派右腕。中学時代から軟式で140キロを超えるスピードをマークして注目を集めていたが、高校でも順調に成長を果たし、昨年はチームの選抜優勝にも大きく貢献した。長いリーチを生かした豪快な腕の振りで指先の感覚も素晴らしいものがあり、好調時のストレートはコンスタントに150キロ前後をマークする。速い変化球には課題が残るものの、大型でありながら制球力も高く、まだまだ伸びそうなのも魅力だ。将来のエース候補が欲しい球団には垂涎の存在と言えるだろう。
タイプ診断:#甲子園の星 #将来性◎

▼1位:鈴木泰成[投手・青山学院大]
(すずき・たいせい/右投右打/東海大菅生高)
将来像:岸孝之(楽天)
 高い実力と将来性を兼ね備えた大学ナンバーワン投手。高校時代に肘の手術を受けた影響と、上級生に好投手が多かったこともあって下級生ではリリーフでの起用となったが、抜群の安定感で昨年はチームの大学四冠にも大きく貢献した。肩関節も股関節も可動域が広く、しなやかなフォームから投げ込む150キロ前後のストレートは打者の手元でホップするような勢いがある。鋭く落ちるフォークも空振りを奪えるボールだ。スライダー系の変化球が課題となるが、先発として十分な実績を残せば複数球団による競合1位の可能性は高くなりそうだ。
タイプ診断:#しなやか #目玉

文●西尾典文

【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。

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配信元: THE DIGEST

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