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まさかの「本人」が演じた実写化キャラ キャスティングしようとしたら作者「その人がモデルです」

まさかの「本人」が演じた実写化キャラ キャスティングしようとしたら作者「その人がモデルです」


窪田正孝さん(2020年2月、時事通信フォト)

【画像】あ、こりゃ確かに似てるわ コチラが「窪田正孝(当時29歳)」がモデルだった高校生キャラです

モデルだからこそ容姿や雰囲気がそっくり

 マンガのキャラクター造形は、特定の人物をモデルにしていることも少なくありません。なかには、実写化の際にモデルとなった人物が自身をもとにしたキャラを演じ、再現度が賞賛された作品もあります。

 分かりやすいモデルが登場した作品といえば、『もやしもん』(原作:石川雅之)の「美里薫」役は外せません。本作は菌を肉眼で見られる農大生「沢木惣右衛門直保(演:中村優一)」と、大学仲間たちの波乱万丈な学園生活を描いており、2010年にドラマが放送されました。

 美里は直保の大学の先輩で、無類の酒好きという豪快なキャラです。恰幅のよさに黒髪のロン毛とヒゲが加わった特徴的な容姿をしており、その見た目は以前からお笑いコンビ「笑い飯」の西田幸治さんにそっくりだといわれていました。

 美里役を西田さんが務めると発表された際には、西田さん自身も「映画.com」のインタビューで「美里役が他の誰かだったら訴えてやろうと思っていましたから」と、冗談まじりに語っています。お酒好きという点も一致していました。

 そんな美里のモデルについて、原作者の石川先生は口を閉ざしていましたが、笑い飯の書籍『笑い飯全一冊』に収録された描き下ろしマンガのなかで、西田さんがモデルであることを明かしています。描き下ろしでは、石川先生が「バレたら吉本に本気で怒られるのではないか……」と脅える日々を過ごしていたことも描かれており、恐怖心からモデルをなかなか公にできなかったのかもしれません。

 また、こういった例では2025年に実写映画が公開された『アンダーニンジャ』(原作:花沢健吾)の、「猿田」役も挙げられます。忍者が暗躍する現代を舞台に、忍者組織「NIN」に所属する「雲隠九郎(演:山崎賢人)」が上層部から指示を受け、講談高校に潜入して謎の組織「アンダーニンジャ(通称:UN)」と戦う物語です。

 作中の猿田は、全力を出せないまま老いていくことを恐れてNINから離脱し、自身を捕らえたUNに寝返りました。そして、UNから講談高校の襲撃を命じられ、散る場所にふさわしいと喜んで襲います。

 そんな猿田役を演じたのは、先日最終回を迎えたドラマ『ひらやすみ』も話題を呼んだ岡山天音さんです。岡山さんは高い演技力で残忍で卑屈な猿田を再現し、初めての本格的なアクションにも挑みました。

 高校生限定試写会では、監督の福田雄一さんが、岡山さんにお願いした経緯を明かしています。福田さんが原作者の花沢先生と会った際、猿田役を岡山さんにお願いしようと思っていると伝えると、花沢先生から「猿田のモデルにした人だ!」と言われたそうです。この話を聞いたプロデューサーは、「絶対に天音くんに演じてもらわなきゃ!」と2時間かけて頼み込み、岡山さんの猿田役が実現しました。

 主人公にはっきりとモデルがいた例では、仕返しとイタズラ心で不良高校に爆弾を仕掛けて人を殺めてしまった男子高校生たちの逃亡劇を描く『僕たちがやりました』(原作:金城宗幸/漫画:荒木光)の主人公「増渕トビオ(原作:増淵トビオ)」があげられます。

 トビオは、必死になるような夢を持たず、そこそこ楽しく生きられればいいと考える今どきの男子高校生です。トビオのモデルについては、作画を担当する荒木先生が、ケンドーコバヤシさんが司会を務めるマンガ専門番組『漫道コバヤシ』に出演した際、気だるそうな雰囲気から窪田正孝さんをモデルにしたことを語っていました。

 そして、2017年に放送されたドラマでは、プロデューサーが「変幻自在のお芝居で喜怒哀楽を余すところなく表現できる窪田正孝さんしかいない」と確信し、トビオ役をオファーしたといいます。窪田さんはその期待に応え、迫真の演技で人を殺めた罪悪感に苦しむトビオの姿を体現し、「心情演技の底知れなさがすごい」「魂の叫びが聞こえてきそうな演技だった」と絶賛されました。

※山崎賢人さんの「崎」は「たつさき」が正式表記

配信元: マグミクス

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