
米津玄師「IRIS OUT」ジャケット Illustration by 米津玄師
TV初披露で注目された曲も多かった
2025年の「第76回NHK紅白歌合戦」では、たくさんのアニメ関連楽曲で盛り上がりました。印象的だったのは、もはや「アニソンかどうか」をほとんど気にしていないように見えたことです。かつて「紅白」には、「アニメ枠」が設けられていたと聞きますが、今や、ヒット曲のなかにアニメ発の楽曲が多く並んだ、という自然な流れになったように思います。
さて、話題のアニソンがたくさん聴けた、今年の「紅白」でしたが、視聴したあなたが、「紅白で聴けて良かった」と感じたアーティストは誰でしたか? この記事では、放送前から評判だったアーティストをあげていきます。
サカナクション「怪獣」(&「新宝島」)
まずは、アニメ『チ。―地球の運動について―』の主題歌である「怪獣」です。「紅白歌合戦」で久しぶりに山口一郎さんの姿を見て、感動に震えたファンは多かったでしょう。病気療養を経ての復帰という背景も重なり、歌詞や声が自然と心に届いたようで、アニメの世界観同様、この曲が持つ前向きな力をあらためて感じました。
「怪獣」は、サカナクションが今の等身大の状態で音楽を楽しんでいることが伝わる、明るさと確かさを併せ持った1曲だと思います。
米津玄師「IRIS OUT」
続いて映画『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌である「IRIS OUT」です。配信開始後は大きな反響を呼び、週間ストリーミング再生数3000万回超、累計1億回再生を早期に突破しました。
またオリコンやBillboard Japanでも上位を維持し、主題歌の枠を超えたヒットとなりました。この曲をテレビで初パフォーマンスした米津玄師さん、キレキレのステージでした。
近年は、ビッグアーティストが、書き下ろしでTV・劇場アニメ作品のタイアップ曲を歌うケースが増えています。2026年は、誰がどんな作品でどんな曲を披露するのか、そこから紅白はどんなラインナップになるのか、楽しみです。
