この週末、どこに滑りにいくべきか?!「日本一滑る気象予報士」兵頭哲二がこの週末のパウダーを予測する。
週末の概況
皆さん、2026年あけましておめでとうございます。年末から雪に恵まれて、すでに滑り初めを終え、2026年が最高の滑り出しになった方も多いのではないでしょうか。そして、年はじめも雪が続きそうです。ということで、早速、予想を見ていきましょう!
年末から冬型の気圧配置が続いています。この先3日頃にかけて冬型の気圧配置が続く見込みです。特に2日は日本の上空5500m付近には-39℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みで、北日本、東日本だけでなく、2日から3日にかけては西日本でも大雪になるでしょう。
BC(バックカントリー)では大雪や吹き溜まりの成長による雪崩に注意してください。また、道路状況の悪化による交通規制や交通機関の乱れが発生する可能性もありますので、気象情報と合わせて交通情報もチェックするようにしてください。西日本では2日の午後に雪が強まる予想です。このため、2日朝は問題なくゲレンデまでアクセスできたとしても、翌日にかけて帰り道に注意する必要がありそうです。
1月2日(金)にかけて

1月1日から2日の朝にかけては、北日本日本海側から上越にかけてまとまった雪が降り、30センチから50センチほどの降雪が見込まれています。


2日の日中は冬型の気圧配置が続き、広く雪が降るでしょう。日本海西部から関東の東の海上にかけて気圧の谷となっていて収束ラインができ、上空に非常に強い寒気が流れ込むため、西日本は午後に雪が強まる見込みです。また、寒冬平野部でも雪が降る恐れがあるため、交通機関の乱れ等にも注意してください。
【北海道エリア】
1月1日の夜は気圧の谷の通過で吹雪となるでしょう。ニセコや道央エリアは2日の朝にかけ大雪となる見込みです。2日の日中は北西の風で、山での風速は10m/s程度に落ち着いてくる見込みです。雪は日中、道央や道北の日本海側を中心に降るでしょう。日中も気温は氷点下の見込みで、パウダースノーが楽しめそうです。
【東北エリア】
1月1日の夜は風が強く吹雪となるでしょう。奥羽山脈沿いもまとまった雪が期待できるため、2日の朝はパウダー争奪戦になりそうです。あす日中は風も落ち着き、日本海海沿いのエリアを除いては風は弱いでしょう。奥羽山脈付近は雪が降ったり止んだりで、時折日差しが出ることもありそうです。日中も山沿いは氷点下の見込みで、雪質も良さそうです。
【湯沢エリア】
1月1日の夜から2日の朝にかけてまとまった降雪となるでしょう。しっかりとパウダースノーを楽しめそうです。2日の日中は風や雪の降り方もやや落ち着くでしょう。ただ、夜になると雪が強まる見込みなので、帰りが遅くなる方や泊りの方はご注意ください。気温は氷点下が続くでしょう。時々日の差す時間があるかもしれません。
【信越エリア】
2日の朝にかけてまとまった雪が降りそうです。比較的乾いたパウダーが期待できそうです。2日の日中も雪が降り続く見込みです。風はあまり強くないでしょう。夕方の帰宅時は大雪による交通障害に注意してください。
【上越エリア】
1月1日の夜はかなりの大雪となるでしょう。2日の朝はディープパウダーが期待できますが、交通規制などに注意し、余裕をもってお出かけください。風はあまり強くありませんが、日中も雪が降り続く見込みで、おかわりパウダー、エンドレスパウダーとなりそうです。
【その他エリア】
1月1日の夜から西日本日本海側をはじめ、2日にかけて九州や四国などでも雪が降る見込みです。特に2日の午前中はそれほど強くは降りませんが、午後に一気に降り方が強まる予想です。帰り道でトラブルに巻き込まれないよう注意し、万が一に備え、スタック対策品や水や食料などを用意しておくとよいでしょう。
1月3日(土)にかけて

西日本の山沿いでも2日の日中から3日の朝にかけて50センチ以上の降雪が予想されているところがあります。除雪作業などが追いつかないことも考えられるため、最新の気象情報に加え、交通情報もご確認ください。


【北海道エリア】
2日夜からも10センチから20センチ程度の降雪がありそうです。日中は弱い冬型の気圧配置となるでしょう。北西から西寄りの風が吹きますが、あまり強くはなく、雪も午後は止んでくる見込みです。一日を通して、快適に過ごせそうです。
【東北エリア】
山形の日本海側エリアを中心に数十センチ雪が積もりそうです。奥羽山脈沿いも10センチから20センチ程度の積雪が期待できそうです。西寄りの風がやや強く、10m/s前後の風が吹く可能性があります。西風の当たるエリアを中心に雪が続く見込みです。山頂エリアは吹雪となりそうです。
【湯沢エリア】
明後日の朝にかけても、大雪となるでしょう。50センチ近く積もるかもしれません。日中も北西の風がやや強く風速10m/s前後で雪が降り続く見込みです。一日を通してパウダーを楽しめそうですが、山頂エリアはふぶきとなるでしょう。交通規制などにもご注意ください。
【信越エリア】
上空の寒気の強まりで、2日の夜から一気に雪が強まる見込みです。こちらも3日の朝にかけて50センチを超える大雪となる所がある見込みです。日中は降り方はやや落ち着きますが、雪が降ったり止んだりで、山頂エリアは吹雪くことがあるでしょう。
【上越エリア】
2日の夜から3日の朝にかけ50センチ程度の降雪を予想しています。かなり積もるのではないでしょうか。日中は雪が降ったり止んだり、風は白馬はやや強い程度ですが、妙高は吹雪く可能性があります。
【その他エリア】
西日本では、2日の午後からまとまった雪が降る見込みです。3日は新雪の感触を存分に楽しめるでしょう。雪のピークは過ぎますが、近畿から山陰の山沿い中心に雪が降ったり止んだりで、風もやや強く吹くでしょう。
1月4日(日)にかけて

3日の夜は雪のピークは越える見込みですが、山地ではさらに雪が積もるでしょう。10センチから20センチ程度の降雪の予想の所が多いようです。日中は雪の範囲は狭まりますが、気圧の谷の通過で一時、北陸や東北で局地的に雪の強まることがある見込みです。

【北海道エリア】
4日に日付が変わる頃から気圧の谷の通過で雪が降るり出すでしょう。日中も西寄りの風がやや強く吹く見込みです。雪もあまり強くはありませんが、降ったり止んだりの見込みです。
【東北エリア】
朝日や飯豊山地周辺は4日の朝にかけてまとまった雪となる見込みです。日中も気圧の谷の影響で雪が降ったり止んだりでしょう。一時雪が強まることもありそうです。雪質はやや湿った雪となりそうです。
【湯沢エリア】
3日までに比べ、朝の雪の積もる量は少ないでしょう。日中はくもりで日の差すの時間ある見込みです。気圧の谷の影響で、夜は雪の降り出すところがあるでしょう。風は穏やかでしょう。
【信越エリア】
4日の朝にかけてうっすら積もる程度でしょう。午前中は晴れ間の出るタイミングがありそうです。午後はくもりで夜は雪が降る可能性がありそうです。風も穏やかで一日快適に楽しめるでしょう。
【上越エリア】
うっすら雪が積もるでしょう。午前中はくもりで日差しの出る時間もある見込みです。午後になると再び雪が降ったり止んだりする見込みです。風は弱く、吹雪くこともなさそうです。やや湿った雪となるでしょう。
【その他エリア】
西日本は冬型の気圧配置は緩み、雪は止むでしょう。日中はくもりで日の差すこともありそうです。雪も少し緩んでくるでしょう。柔らかめ、撥水性のあるワックスが良さそうです。
最後に
僕は12月29日が滑り納めでした。地元に戻ってきているので、生まれて初めてスキーをした、六甲山スノーパーク(僕が行っていたころ30年位前は六甲山人工スキー場という名前でした)に行ってきました。雪のめったに降らない神戸にスキー場があったことがきっかけでスキーを始めたので、それが、この記事を書くこととつながっていると思うと感慨深いものがあります。滑り初めは、山形に戻って蔵王温泉スキー場に行きたいと思います。
この先、特に1月の前半は雪の降る日が多いと思われるので、しっかり準備をして楽しんでいきましょう! 今年もよろしくお願いします。

