新階級デビューを2年ぶりの白星で飾った。
12月31日、東京・大田区総合体育館でボクシングWBA世界バンタム級挑戦者決定戦が行なわれ、井岡一翔(志成)がマイケル・オルドスゴイッティ(ベネズエラ)に4回2分42秒KO勝ちを収めた。この試合がバンタム級転向初戦となった井岡は、2023年大晦日のホスベル・ペレス(ベネズエラ)戦以来となる勝利で、目標の5階級制覇へとまた一歩、近づいた。
試合開始から間もなく、井岡が主導権を掴んだ。2回、左右のコンビネーションからの左ボディが決まり、オルドスゴイッティから最初のダウンを奪う。その後も下がる相手に対し井岡はプレッシャーをかけ、顔面にも的確にヒットさせながら上下に打ち分けていく。井岡優位で進んだ試合が決着を迎えたのは4回終了間際だった。時折飛んでくるパンチをかわしながら井岡が右、左とボディを打ち込むと、持ちこたえていたオルドスゴイッティが膝から崩れ落ち、直後に試合終了のゴングが鳴らされた。
盤石の試合内容で、久々の勝利を記録した井岡。2025年大晦日におけるバンタム級での雄姿は、海の向こうでも大きく報じられている。
米メディア『BOXINGSCENE.COM』では、「カズト・イオカは、新たな階級で自らの存在感を示すのに時間をかけなかった」とこの一戦の印象を綴っており、さらに、「増やした体重は見事にフィットし、2年間ノックアウトがなかった事実を忘れさせるほど早い段階で試合を支配した」などと新階級での戦いぶりを評した。
同じく米国ボクシングサイト『BOXINGNEWS247』では、「戦績を32勝4敗1分(17KO)とした36歳のイオカは、この新階級でもまだ十分に戦えることを示した」と勝者を称えている。
また同メディアは、試合後の井岡によるWBC同級王者・井上拓真への対戦アピールも伝えており、WBA同級王者の堤聖也との対戦にも「可能性はある」と指摘する。
そのうえで、「どちらのカードも非常に興味深く、現王者が相手であっても、イオカの勝利を最初から否定することは誰にもできない」と訴えており、「2026年に王座を掴む展開も、十分に想定できる」などと見通している。
王座返り咲きを狙う36歳は、圧巻のファイトでライバルたちへの挑戦に名乗りを上げた。この日の井岡の勝利によって、バンタム級タイトル戦線がより加熱していくのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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