『NEW YEAR REBOOT 2026』東京・新宿FACE(2026年1月2日)
○丸藤正道vs稲畑勝巳×
元JTOのファイヤー勝巳が、本名の稲畑勝巳としてNOAHで再デビューを果たした。
大阪市豊中市出身の稲畑は2001年5月4日生まれの24歳。2021年3月にJTOからデビューしたが、昨年8月いっぱいで退団していた。その翌月の9月にはNOAHに入門。練習生とともに約3ヶ月間に渡ってイチから鍛錬にいそしんでいた。
この日の新宿大会から本名の稲畑勝巳としてリスタート。道場で指導を受けてきた丸藤との一騎打ちに臨み、自分の持つテクニックのすべてをぶつけた。基本的なリストの取り合い、ヘッドロック合戦で丸藤に食らいつき、追尾式ロープワークには追尾式ロープワークで呼応。果敢に逆水平まで叩き込んでいく。
丸藤の倍返しを受けても稲畑は怯まず、ニーアッパー、ローリングエルボーの連続攻撃から、あえて逆水平合戦を仕掛けた。丸藤がフックキック、虎王の連続攻撃で押し切ろうとするも、意地のキックアウトを見せる。だが、丸藤は真・虎王からあえてヘッドロックで絞めに絞めてレフェリーストップ勝ちを奪った。
“再デビュー戦"ともいうべき一戦を終えた稲畑をねぎらった丸藤は、マイクを握る。「彼のことを知ってる人も知らない人もいるでしょう。彼はTAKAみちのくのJTOにいたファイヤー勝巳です。彼がすべてを捨ててでもイチからNOAHでプロレスを学びたいと言った。だから入門テストもやりました。そして練習生と一緒に去年からずっと雑用も練習もやってきた。彼はキャリア4年だ。JTOでチャンピオンにもなった、それでもイチから学びたいと言った」と説明して場内は大きな拍手に包まれた。
さらに丸藤は「彼のその姿勢、心から嬉しかったし、彼の頑張ってる姿を見て一緒にやっていきたいと思いました」と話すと、NOAHジャージを手に。そのまま稲畑に羽織らせてから「稲畑勝己、今日からNOAHの家族です。皆さんよろしく!」と認め、NOAH入団が発表された形となった。
深々と頭を下げる稲畑を、場内も大きな「勝己」コールで激励。昨年末には一挙3選手がデビューを果たしたNOAHマットに、さらなる“新たな力"が加わった。
【試合後の丸藤、稲畑】
▼丸藤「おい勝巳!」
▼稲畑「はい!」
▼丸藤「NOAHへようこそだ」
▼稲畑「ありがとうございます!」
※丸藤が右手を差し出して稲畑と握手
▼丸藤「ここからは家族だ。一緒にNOAHを盛り上げていこう。お前が道場に来て、しっかり雑用して、みんなと練習生とイチから練習して…俺は全部見てきたから。俺はお前を家族だと思ってるよ。頑張って。あとは自分の口で全部しゃべれ。思いのたけを話せ」
※丸藤は去る
▼稲畑「自分はこのNOAHに入るためにすべて投げ出してきた。丸藤さんが言ってた通り、イチから…前いた団体でもチャンピオンやったけど、それも全部投げ捨ててきた。俺はNOAHで生き残っていく。そしてNOAHをもっと上げていくために俺は来たんや。俺はここに来た。ここに来たってことはGHCヘビー級も獲るつもりや。俺はチャンピオンになって俺が引っ張っていくぞ」

