
20世紀スタジオによる心理スリラー「ゆりかごを揺らす手」が、11月19日(水)よりディズニープラスのスターにて独占配信決定。この度、執拗な復讐心を燃やすベビーシッターが、とある裕福な家庭をゆっくりと壊していく様子が描かれた予告編と、キービジュアルが公開された。
■1992年にヒットした「ゆりかごを揺らす手」の2025年版
「ゆりかごを揺らす手」は、1992年にヒットを記録したカーティス・ハンソン監督による心理スリラー映画。母親になる機会を奪われた女性がベビーシッターとして家族に入り込み、復讐劇を繰り広げる衝撃的な展開が話題を呼び、家庭という身近なテーマだけに、観客に強い現実味のある恐怖を与えた。そしてこの度、現代的なひねりを加えた2025年版「ゆりかごを揺らす手」が20世紀スタジオによって新たに制作された。
主人公ケイトリン・モラレス役はメアリー・エリザベス・ウィンステッドが、復讐心を燃やすベビーシッターのポリー役は、ホラー界のミューズとの呼び声も高いマイカ・モンローが演じる。そのほかにも、ラウル・カスティロ、マーティン・スター、ミレイア・ベガ、リキ・リンドホーム、シャノン・コクランが出演する。
監督を務めるのは、これまで多くのホラーやスリラー作品を手掛け、トライベッカ映画祭やトリノ映画祭で受賞経験を持つミシェル・ガルサ・セルベラ。
脚本は1992年版のアマンダ・シルバーによる脚本をもとに、マイカ・ブルームバーグが手掛ける。プロデューサーはマイケル・シェーファー、マイク・ラロッカ、テッド・フィールド。製作総指揮にはマイケル・ナポリエロ、マリア・フリスク、セス・ウィリアム・マイヤーが名を連ねている。
■ここはもう私の家…ベビーシッターが家庭を乗っ取っていく
この度解禁された予告編では、郊外の高級住宅街に暮らす母親ケイトリン・モラレス(メアリー)が、娘のベビーシッターとしてポリー(マイカ)を雇う様子から始まる。最初は愛情深く、子どもに接していたポリーだったが、ある時からその笑顔が消え、泣いている子どもを無視したまま、虚ろな表情で遠くを見つめるようになる。
やがて、ケイトリンのドレスを勝手に着たり、就寝中の夫婦をドアの隙間から覗き見たりと、ポリーの奇行は次第にエスカレート。不信感を募らせるケイトリンをよそに、ポリーは静かに「ここはもう私の家」と呟き、じわじわと家庭を乗っ取っていく。狂気が恐怖へと静かに変わっていく、緊迫感あふれる映像となっている。

