歴史をもっと身近にする場としての「お城EXPO」
ここまで見てきたように、お城EXPO 2025は、専門的な知識を前提としたイベントではなく、誰でも気軽に歴史に触れられる場として広がりを見せていました。展示、ステージ、トーク、体験企画と、それぞれの要素が独立しているようでいて、全体として一つの流れをつくっています。
お城というテーマは、どうしても「詳しい人向け」「勉強の延長」という印象を持たれがちです。しかし、お城EXPOでは、難しさを前面に出すのではなく、興味を持つきっかけをいくつも用意することで、自然と歴史に近づける構成が取られていました。知識を深めたい人も、なんとなく楽しみたい人も、それぞれのスタンスで参加できる点が、多くの来場者につながった理由の一つと言えそうです。
10周年を迎えた今回の開催は、お城や歴史が「一部の趣味」ではなく、エンタメとして多くの人に共有され始めていることを示しました。
お城EXPO 2025は、歴史の楽しみ方を少し広げてくれる存在として、これからも注目されていきそうです。
