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ジュースだとリコピンが約5倍! ビジネスマンにとってもっとも頼れるエナジードリンクがトマトジュースである理由

ジュースだとリコピンが約5倍! ビジネスマンにとってもっとも頼れるエナジードリンクがトマトジュースである理由

トマトに含まれる栄養素、リコピンが体に良いことは多くの人が知っているだろう。しかし、この物価高騰のあおりで、生のトマトをデイリーに食べるのも難しいかもしれない。そんな時こそおすすめなのがトマトジュースだ。

 

水野雅浩氏の書籍『集中メシ! アタマの良い人は何を食べているのか?』より一部を抜粋・再構成し、トマトジュースの栄養素と体への影響について考える。

ビジネスパーソンの本当のエナジードリンクはトマトジュース

集中力を上げる際に、エナジードリンクや栄養ドリンクを飲んでいるビジネスパーソンは多いと思います。しかし、脳をサビから守る、栄養を届けやすくする、という点において、トマトジュースこそが本物のエナジードリンクです。

トマトが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、健康診断の結果で、悪玉コレステロールや高血圧が気になる方は、必ずお役に立てるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

まず、トマトの最大の魅力は「リコピン」です。ヨーロッパでは「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトは古くから健康食として注目されてきました。

トマトに含まれるリコピンはカロテノイドの一種で、抗酸化力が高く、またリコピンには、認知症の原因であるアミロイドβを作り出す活性酸素を除去する効果があると言われています。

また、2012年の米国神経学会の報告では、東フィンランド大学の研究チームによると、血中のリコピン濃度が高い人は、低い人に比べて認知症リスクを高める脳卒中リスクが55%、脳梗塞リスクが59%低いとされています。

脳は常に大量の酸素を使用するため、常に酸化(サビ)のリスクと隣り合わせです。痛くも痒くもないので対策を怠りがちですが、音もなくゆっくり溜まるホコリのように少しずつ脳は汚れていきます。集中力を発揮するためにも脳をクリーンな状態に保つことが大切です。

生で食べるよりもジュースに! リコピンの量が約5倍増加

そんな脳の劣化を防いでくれるのがトマトです。トマトは生で食べるよりもジュースにすることで、リコピンの量が約5倍に増加します。このリコピン・パワーをぜひ取り込みたいものです。

さらに、トマトジュースに含まれるリコピンには、悪玉コレステロール値を低下させる効果も注目されています。悪玉コレステロールが高い状態が続くと、血管の内側に、プラークというこぶを作ります。これは、全身にとっても脳にとっても良くない状態です。

脳は体の中でも最も酸素と栄養を必要とする器官です。血流が滞ると、戦場に食料が補給されないがごとく、神経細胞は損傷したり死滅を招きます。つまり、酸素と栄養の「通り」をキープできるかが、集中力を発揮するうえでの勝敗の要因なのです。

『はたらく細胞』という漫画を読んだことがあるでしょうか。私たちの体内の30兆個の細胞を擬人化している作品です。映画化もされ、不摂生をする中年男性を阿部サダヲさん、その体内で、酸素を運ぶ赤血球を永野芽衣さん、ウイルスと戦う白血球を佐藤健さんが演じ、大きな話題になりました。

この物語の中で、赤血球たちが体の隅々まで酸素を運ぼうと血管の中を移動するのですが、その道々に黒いごみ袋が回収されないまま積み重なっています。この道を塞いでいるごみ袋こそが悪玉コレステロールです。

酸素を運ぶ赤血球たちは「なんでこんなブラック企業で働かなくちゃいけないんだ!」とぼやきます。私たちが職場に持つような不平不満を、自分の体の中で起こしてはいけません。

医学誌『The Lancet』が委託した新たな研究では、認知症の45%は遅らせたり軽減したりできる可能性があることが明らかになりました。そんな脳が劣化するリスク要因の一つが、悪玉コレステロールなのです。

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