第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)・復路が1月3日に行なわれ、青山学院大が大会新記録の5時間19分26秒(速報値)、往路との合計も大会新となる10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を果たした。
2日の往路はエース黒田朝日(4年)の歴史的快走で1区16位から劇的な逆転優勝を果たした青山学院大は石川浩輝(1年)から復路スタート。18秒後に2位の早稲田大、1分36秒後に3位の中央大が続く。箱根デビューのルーキーはテンポ良いペースで山を下り、区間歴代2位となる57分16秒をマーク。後続を引き離し、2位の早稲田大とは1分以上も差を広げる。3位の中央大は先頭から1分57秒差がついた。
石川から襷を受け取った7区の佐藤愛斗(2年)は独走が続く。この区間で脚光を浴びたのは國学院大の4年生・高山豪起だ。12.8キロで並走していた早稲田大と中央大に追いついた高山は、17キロ付近で突き放す快走ぶり。史上2人目の60分台となる1時間00分55秒で走破し、先頭と1分29秒差まで縮める。3位は中央大、以下は早稲田大、城西大、順天堂大で、駒澤大は7位と順位を下げた。
トップを走る青学大の8区は2年連続で区間賞を獲得している塩出翔太(4年)が今年も魅せる。塩出は1時間03分46秒で区間記録を3秒更新。國学院大の飯國新太(2年)は1分44秒差の2位で9区へ。中央大は3分14秒差でエース兼主将の吉居駿恭(4年)へとつなぐ。4位の早稲田大は5分7秒差、順天堂大が5位に上がり5分15秒差で続く。
その一方、来年のシード権争いは9番目で帝京大が襷をつなぎ、そのあとに中央学院大、日本大が追走。東海大は日本大とは1分差と僅差で背中を追いかける。
9区を託された青山学院大の佐藤有一(4年)は14.5キロ付近で区間記録を10秒上回るハイペースで刻み、タイムは1時間07分38秒で歴代3位の区間賞で最終10区の折田壮太(2年)に襷を渡す。1分59秒差をつけられた2位の國学院大はリードを広げられたものの、野田顕臣(1年)は去年の平林清澄の記録を上回る1時間07分53秒の力走だった。
アンカーの折田はペースを落とさず、そのまま独走。一度もトップを譲らず1時間07分59秒の区間賞で栄光のフィニッシュ。大会3連覇は、2002~05年に4連覇した駒澤大以来、史上6校目の快挙を成し遂げた。
【第102回東京箱根間往復大学駅伝競走・復路順位】
優勝 青山学院大学
2位 國学院大学
3位 中央大学
4位 早稲田大学
5位 順天堂大学
6位 城西大学
7位 駒澤大学
8位 創価大学
9位 帝京大学
10位 日本大学
――10位以内シード権――
11位 中央学院大学
12位 東海大学
13位 神奈川大学
14位 東洋大学
15位 日本体育大学
―― 関東学生連合(オープン参加)
16位 東京国際大学
17位 山梨学院大学
18位 東京農業大学
19位 大東文化大学
20位 立教大学
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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